今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:14,240 hit
小｜中｜大
14個目の力 ページ14
「…リーダーであり僕の兄、ユウガ兄さんは…先ほども言いましたが、僕と同じ“音遣い”です」
「…で？その、音遣いって何なんだ？」
サンジさんの問いに、僕は何と答えるべきか迷った
何故なら、説明がしにくいから
迷った末、僕はナイフを取り出して、宙に投げる
それを見て、歌った
「…♪ある日空が泣いていた
♪それを見て風は笑ってた
♪何がそんなに悲しいの？
♪こんな世界が悲しいの
♪次の日空は暴れてた
♪それ見て海は悲しんだ
♪何で君が傷つくの？
♪全てを見るから傷つくの」
そして、ナイフが弾かれる
僕は、歌い続けた
「♪消えたい消えたい消えてしまいたい
♪辛いだけなら苦しいだけなら
♪でもねだけどねそれでもね
♪君がいるから貴方がいるなら
♪私は進む私は笑う私は詠(ｳﾀ)うよ
♪いつかくる私が壊れる日
♪その時まで＿＿＿」
悲しい歌だと思う、僕は
優しい歌だと思う、僕は
憂い歌だと言った、あの人は
望み歌だと言った、あの人は
これは、二面性を持つ歌だって、兄さんも言っていた気がする
…でも、感傷に浸る場合ではない
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪桜桜音奈 | 作成日時：2015年10月11日 21時
