蜘蛛の糸【HUNTER×HUNTER】

第24話 ページ25

「ウッッッッ！！グァッッ！！！」



「ウボー！！！！」





俺達のアジトに入ってきた奴らはたった3人だったが今まで会ってきた奴らの中で1番強かった




「ククッ．．．お前威勢がいい割には弱えなぁ！！！」



「グッ！！！」


そう言いながら1人の男はウボーの腹を蹴りあげる





「クソっ！やめろ！！」



「ハハハ！お前いい顔してんなぁ！なあ、アニキ！こいつは高く売れるぜ！」




「ジル、静かにしなさい。ジーク様、早く戻りましょう」



「まあそう急ぐなよジェイ．．．こいつら、なーんか違うんだよな」





「違うと言いますと？」



「今まで攫ってきたガキどもは絶望的な顔を見せたがこいつらは違う。なあお前ら、一体何を期待しんでたァ？？」





「あんたたちなんて怖くないから！！Aとハジェスが絶対助けてくれるから！」




震える足をしっかりと立たせ懸命に叫んだ




「ハハ！言うなぁ嬢ちゃん！！」



「それで、その2人はいつ来るのですか？」



「あんがい、俺たちにビビって来ないんじゃねーの！！！」




3人はそんなマチの言葉を嘲笑いながら自分たちを誇示していた






「あんたたちなんて、弱いから私たちみたいな子供しか相手しないんでしょ！？！？｣



「「「！！」」」






「おいマチ！！」





その言葉に3人はあからさまに反応した





「お前、今．．．．なんて言った？」





「今の言葉は、聞き捨てならないですね」





「ハハ！！弱いだどぉ！！」








「ひっ！！！」





「おい待て！！やめろ！！！」





3人の注目は一気にマチに注がれる





「おらおらおら！！反抗してみろ、よっと！！！」




「ウウッッ！！！！」







「「「「マチッッッ．．．．！！！！」」」」






ジルと呼ばれる人物はマチを勢いよく蹴りあげる





「痛っっ．．．．！！」



「ギャハハハハハハ！！！痛いだってよアニキ！」




「あまり痛めつけるなジル．．．．おっと、お仲間が睨んでるぜ」





「クソ！！」



「おいマチ！目を覚ませ！！」



「お前達．．．．ぜたい殺すね」




フランクリンもフィンクスもフェイも怒りを露わにしている





「ハハ！お前達のいうA？ハジェス？来ねーなぁ！！お前たちの絶望したそれ！！その顔が見たかったんだよっ！！｣




「グッ．．．．！！」





「おい．．．おい．．．．やめろ、やめろ！！！」

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