検索窓
今日:3 hit、昨日:20 hit、合計:250,426 hit

第30話 ページ36

Aは夕食も終わり部屋でゆっくりとくつろいでいるとコンコンと部屋の扉が叩かれた

「A様、今夜は紅炎様がお呼びです。湯浴みの準備ができております」

そう言って3名の侍女が入ってきた

Aに身の回りの世話はそれぞれ違う者達がしており、部屋にはすでに2人の侍女がいる

湯浴みや食事など大勢の者達が献身的にAに尽くしているのだった

「分かった...今日のお湯は?」

「今宵はもちろん紅炎様のお側におられるのですから、肌が美しくなる乳香風呂でございます」

楽しみだなと言ってAは侍女達とともに浴場へ向かった









「とてもお美しいですよ、A様」

お風呂に入り、念入りに磨き上げられ寝巻きに着替え、髪も美しくまとめられた

「本当、お美しいですわ!A様の御髪は絹のようですわね」

それがお世辞ではないことがわかるぐらい、Aの髪は特別なものであった

「いつもありがとう、さすがだな」

「恐れ入ります...さっ!参りましょう。紅炎様がお待ちです」

ああと言い、足早に紅炎が待っている部屋へと向かった









1つの扉の前に立つと、侍女はコンコンと扉を叩いた

「失礼します紅炎様、A様の準備が整いました」

中から入れ、と言う声が聞こえた

「それではA様、良い夜を」

そう言って侍女は立ち去っていった

Aはゆっくりと扉を開け中に入ると、紅炎は書物を読んでいた

「...遅かったな」

書物を机の上に置き、歩み寄ってくる紅炎

「侍女達が念入りにしてくれたんだ...」

そう言うと紅炎はAの髪をまとめてあった紐をスルリと外し、髪を撫でた

「今日は寝かせないぞ」

そう言うとAが何か答えようとする前に唇を奪った...

第31話→←第29話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
244人がお気に入り
設定タグ:マギ , 原作沿い , 練紅炎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アオイ(プロフ) - 亜純さん、コメントありがとうございます!期待に応えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年8月24日 5時) (レス) id: 07a1761182 (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張って下さい!応援しています! (2017年8月24日 2時) (レス) id: f65f9d6e58 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ベルさん、コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2017年6月28日 22時) (レス) id: 732a1e3f63 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 初めから読みました!更新楽しみに待っています! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 雅さん、コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします!! (2017年6月3日 8時) (レス) id: 732a1e3f63 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アオイ | 作成日時:2017年3月9日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。