第16話 ページ18
「シン...港が騒がしい...何かあったのか」
「さあ...もしかしたらアリババ君たちが帰って来たのかもしれないな」
シンドバットの言ったことが当たり、
部屋に1人の臣下が入って来てアリババたちが帰って来たと伝えた
「さあ俺たちも行くか...英雄たちを迎えに」
港ではお祭り騒ぎになっており、アリババたちを祝福していた
ボロボロになったアリババにシンドバットは労いの言葉を送る
「無事攻略を果たしたか!」
「はい!」
シンドバットの問いに対し意気揚々に答えるアリババ
「『ザガン』は白龍が!」
アリババの言葉に少し動揺するシンドバット...
「お陰様で、俺も、『ジン』を得ることができました」
「...そうか」
一瞬言葉を濁したシンドバットだが、誰もそのことには気づかない
「皆も心配していたよ。君に何かあってはことだとな。」
白龍が紅玉たちに目を向けると、周りから孤立しており
緊張した雰囲気を醸し出していた
少し疑問に残りながらも、白龍には会いたい人がいたので気に止めずにいた
「あの、シンドバット殿、姉様は...?」
「ん?ああ!あいつならもうすぐ来るんじゃないかな」
またもやシンドバットの言ったことが当たり、遠くからAが急ぎ足で白龍の元に来た
「白龍!!悪い、遅れてしまった!」
珍しく慌てるA...
その姿は、とても白龍のことを大切にしていることが伺える
「そんなに慌てないでください...只今戻りました」
そんな白龍の態度に笑みをこぼしたA
「おかえり...無事で何よりだ...アリババ」
白龍の頬をひと撫でしたところでAはアリババに向き直り頭を垂れた
「白龍の力になってくれてありがとう...本当に感謝する」
急にお礼を言われ照れるアリババ
「いや、そんなこと良いって!!俺も白龍と仲良くなれてよかったし...」
頭をかきながら照れたように下を向くアリババ
そんな姿にAと白龍は笑い合った
それからシンドバットの掛け声により宴が始まった
女性たちは華やか衣装をを纏い誰もが、楽しんでいた
「白龍...少しアラジンの所に行って来ても良いか?」
Aは突然に白龍に申し込んだ
「はあ、構いませんが...どうして急に?」
別に、と軽くあしらいながらAはアラジンを探し始めた
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アオイ(プロフ) - 亜純さん、コメントありがとうございます!期待に応えられるよう、これからも頑張っていきます! (2017年8月24日 5時) (レス) id: 07a1761182 (このIDを非表示/違反報告)
亜純(プロフ) - 更新頑張って下さい!応援しています! (2017年8月24日 2時) (レス) id: f65f9d6e58 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - ベルさん、コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2017年6月28日 22時) (レス) id: 732a1e3f63 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 初めから読みました!更新楽しみに待っています! (2017年6月27日 20時) (レス) id: 5a526b3f59 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 雅さん、コメントありがとうございます!これからもよろしくお願いします!! (2017年6月3日 8時) (レス) id: 732a1e3f63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アオイ | 作成日時:2017年3月9日 21時