第三十話 ページ31
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その後、硝子と傑も来て2人とも凄く驚いていた
傑は「よかったよかった」と微笑み、硝子には「遅い！」なんて怒られてしまった
そんな一連の流れを終えて現在……
私は悟に抱きつかれている
貴『硝子、助けてくれ』
家「えーめんど」
貴『……傑』
夏「このままでいいんじゃないかな」
誰も助けてくれない……
他人事だと思ってるだろ……
貴『悟、いつまで抱きついてるんだ？』
五「……」
無視か！
何がしたいんだこいつは……
貴『おい』
五「お前がもうこんな事にならないなら離れる」
貴『……保証は出来ない』
五「じゃあ、離れねぇ」
貴『……だが、』
五「ぐぇっ」
私は悟の顔を両手で挟んで自分の顔の前に持って来て、悟の顔をじーっと見る
多分、私はこれから頻繁に狙われるだろう……
だが襲われる度こんなんじゃ身が持たない
……それに、迷惑もかけるしな
だから、
貴『私はこれから強くなる。』
コイツらに嫌われないためにも……
五「っ！」
貴『それとも私はそんなに信用されてないのか……？』
五「違う！」
ほんの少し眉を下げて言ったAに悟は叫ぶ
五「……お前が血まみれで運ばれてきた時、
お前が俺の前から消えちまうのかと思った。
いつもは誰かが死んでいなくなるなんて当たり前でなんとも思ってなかったのに、
お前がいなくなると思ったら突然怖くなった
俺はそんな思い、もうしたくねぇ
だから！貴『じゃあ』」
ポツリポツリと私から視線を外しながらも話す悟をAは遮る
貴『約束だ。』
Aはじっと悟の目を見つめて言った
貴『私は死なない。
……絶対に悟の前からいなくならないことを約束するよ』
五「本当か？」
貴『本当だ』
五「……言質とったからな」
貴『あぁ』
五「絶対に俺の前からいなくなるなよ！」
そう言って私から離れた悟は、心做しか微笑んでいるように見えた
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
家「(ねぇ、あの二人私達がいること知ってる？)」
夏「(完全に空気だね)」
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よもぎ - え、 おもしろ (2021年3月28日 16時) (
レス) id: 56311d91ab (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 勿忘草さん» そうなんですよ〜便利ですよね〜 (2020年12月18日 19時) (レス) id: 57167b08c6 (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 夢主、一家に一台欲しい…かき氷… (2020年12月18日 7時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - ぱるむさん» ありがとうございます！！！頑張ります！ (2020年12月10日 16時) (レス) id: 57167b08c6 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - めっちゃ面白いです！応援してます！頑張ってください！ (2020年12月9日 21時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：松 | 作成日時：2020年12月5日 13時
