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「ごめんください」

「はい。…あれ、君は」

「以前はお世話になりました」




出迎えてくれたのは何故か門前でミントンの練習をしていた顔が地味の方、山崎さん。沖田くん達とは少しデザインが違う隊服を着ているが、顔には大きなガーゼやら絆創膏やらが張り巡らされていた。




「いやいや、お世話になったのはこっちなんで!」

「とんでもないです。その傷…どうされたんですか?」

「あー…最近沖田隊長すこぶる機嫌悪くて、毎朝起こしに行くと半殺しにされるんですよ」




困ったように笑って言った山崎さん。いくらなんでも善意で接してくれている人を傷つけるのはどうかと思って姿の見えない沖田くんに少しムッとすれば、あ、でも慣れっこなんで気にしないでください!と慌てて手を横に振られた。とても良い人だ。お手伝いの時は沖田くん起こす係を押し付けてしまって申し訳ない。




「そういえば、何か用ですか?」

「えっと、沖田くん、いますか?」

「沖田隊長が今出てて。もう少しで戻ってくると思うんですけど」




良かったら中で待ちますか?と提案に有難く頷く。おぉ!来てくれたのか!と数日ぶりに出会った近藤さんの笑顔にホッとした。山崎さんが持ってきてくれたお茶を間に挟み近藤さんが眉を下げる。




「…そのー、いろいろ迷惑かけてしまって悪かったなぁ」

「迷惑だなんて思ってませんよ。私もお手伝いさせて頂いていい経験ができました」

「そう言ってくれるのはありがたいんだが…」





近藤さんは頬をかいて、ゆっくり息を吐いた。





「…総悟も、ああ見えてAちゃんには心開いてたと思うんだ」





突然話の矛先が沖田くんに向いて少し動揺する。


近藤さんも傍で見ていて彼の自由っぷりにはたまに手を焼いていたことで私に申し訳なく謝ってきたけれど、どちらを責めたりはしなかった。

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尾っぽ(プロフ) - ままさん» 更新頑張ります!! (8月22日 21時) (レス) @page31 id: 96e7b68837 (このIDを非表示/違反報告)
まま - つづきを!! (2023年4月13日 22時) (レス) @page27 id: 21c8ee624a (このIDを非表示/違反報告)
尾っぽ(プロフ) - かっちさん» コメントありがとうございます!原作の沖田くんが好きなので笑自由奔放な沖田くんに振り回される夢主ちゃんが可愛いですよね笑更新頑張りますね^^ (2023年3月5日 8時) (レス) id: 96e7b68837 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - この作品大好きです!!特に夢主ちゃんが可愛くて……!沖田君もキャラ崩壊一切無くて、カッコいいですね!更新待ってます。 (2023年3月4日 14時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:尾っぽ | 作成日時:2023年2月17日 20時

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