番外編『三男と七男の雑談』 ページ29
番外編です
三男と七男の雑談です。セリフ中心。苦手な方ごめんなさい。
雑談というか、A松君に関しての事ですね。gdgdを了承ください。
お話はno sideで進めていきます。
*・゜゚・*:.。..。.:*
「チョロ松兄さん」
「ん、どうしたのトド松」
「この資料なんだけどさ……」
「これか、これはあの事件のやつと見ると分かりやすいよ」
するとトド松はぷくぅと頬を膨らませながら言う。
「ええ、資料室かぁ。チョロ松兄さん、ついてきてよ」
「なんでだよ」
「だって他の兄さん達いないんだもん。
それに資料室地下だし。暗いし。怖いし」
チョロ松は渋々と言った感じで了承する。これが兄弟から母ちゃんと呼ばれる由縁なのかもしれない。
コツコツと響く足音の中で、トド松のしっかりリップクリームが塗られた口が開く。
「そういえばさ、A松兄さんってさ、能力ついたのっていつ頃だっけ」
「唐突だね。中学生最後らへんだった気がするけど」
この世の中は、能力持ちと非能力持ちがいる。能力は先天性のものだが、A松だけが7つ子の中で一人だけ、能力持ちでなかったのだ。
「なんでなんだろうね、A松兄さん、能力持ってないから、他だけは絶対負けない、ってさ、勉強も、射撃とか体術、誰より成績良かったけどさ」
「A松天才肌なんでしょ。ちょっとやったらすぐコツ掴むし。僕たちには能力よりそっちの方が羨ましかったよね」
「ねー。しかも色々無視して急に能力ついたかと思ったら鎌鼬なんていうチート能力なんだもん。ずるいわー」
そこまで言ったところで資料室に着く。チョロ松は鍵を入れながら口を開ける。
「でもA松も苦労してたんでしょ。中高なんか成績いいのに荒れてたし」
「その上煽りスキル高いから兄弟の中でも喧嘩したら全部ペース持っていかれちゃっておそ松兄さんは置いておくとして、A松兄さんには敵わないっていうか、ね」
「まぁ、誰にだって闇はあるもんだし、そこに僕らが踏み込んじゃいけないよ」
トド松は一瞬苦虫を噛み潰したような顔をする。が、いつも通りのあざとい顔に戻る。
「何それ、チョロ松兄さんイッタいね〜」
「え、嘘でしょショック……」
その後何故か長男が二人の元に押しかけてきて、めちゃくちゃ構ってアピールしてきてウザかった、らしい。
*・゜゚・*:.。..。.:*
なんかグダグダですね、ごめんなさい
よし。これからも更新頑張るぞー_:(´ཀ`」 ∠):
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葡萄ゆづゆ(プロフ) - まま松さん» コメントありがとうございます!まま松さんの小説は大好きなのでそう言われて嬉しいです!これからも生暖かい目で見てくれたら幸いです! (2017年9月4日 16時) (レス) id: 9a1ec58e55 (このIDを非表示/違反報告)
まま松(プロフ) - 男主は初めて拝見させていただきました!とてもリズミカルで面白かったです!六つ子の会話とかが本物っぽくて笑ってしまいました(笑)更新頑張ってください! (2017年9月1日 17時) (レス) id: adb325526a (このIDを非表示/違反報告)
葡萄ゆづゆ(プロフ) - butterflyさん» ありがとう!めっちゃ嬉しいよ(●´ω`●)butterflyも作品作ったら見せてね!! (2017年8月18日 11時) (レス) id: 9a1ec58e55 (このIDを非表示/違反報告)
butterfly - やっぱり文章綺麗ですごいねゆづちゃん!参考にさせていただいております( ´∀`) (2017年8月17日 23時) (レス) id: 97c9d8dadd (このIDを非表示/違反報告)
葡萄ゆづゆ(プロフ) - ありがとうございます!!カラ松語が苦手なもんで…笑 褒めていただけて光栄で嬉しさで頭がいっぱいです!!頑張ります!! (2017年8月5日 14時) (レス) id: 9a1ec58e55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葡萄ゆづゆ | 作成日時:2017年5月6日 17時