【マフィア松】あの夏の日の前に【能力松】【男主】

story.6 ページ12

A松side

『んじゃ、行きますかぁー』
「あいあいさ〜！！！」

そして俺たち二人は階段を上り、3階、4階、5階……と上がっていく。

いやいや、ほんっとこの十四松君は兄に対して従順で、しかも愛嬌たっぷりの笑顔をタダで振り撒いてくれる。
だれかさんとは大違いだな〜

なんて呑気なのかって？しょーがねーじゃん。だって。

「A松兄さん！！全然ひと、居なくないっすか！？？？」
『そーなんだよなぁ〜。ま、奇襲にだけは気をつけてなぁ』
「あいあい！」

多分。まぁ正しくは概ね、隠しカメラかなんかで俺たちの侵入がばれちゃったか、俺の戦闘時に何らかの手違いで、１人逃がしちゃって、連絡されたかだろうな〜……

俺の予想があっているのなら

「A松兄さん！！」
『はいはい待ってましたよー』

ほれ見たことか。
ざっと数えて40人。数で押してくるんだと思ったわー。
十四松の嗅覚甘く見たらあかんよ〜(笑)

『下がってな、我が弟よ！』
「A松兄さん頑張って！！！！」

俺はその中の前を走っている5人に狙いを定め、曲げていた指を伸ばす。
すると瞬く間にすっぱぁーんと首が飛んでいって、膝から崩れ落ちていく雑魚＿＿敵とも言う＿＿を真っ直ぐ見つめる。

これくらい離れてんなら、7人位なら首を綺麗に切れる。特訓という名の練習してるからね、毎日。そこら辺の雑魚＿＿敵とも言う＿＿とは格が違うんだよ。

まぁ？お前らが俺様に勝とうなんざ百万年早いんだよ。来世で出直してこい。

＿＿＿とまぁ、ここまで心の中で呟いていたところでまだまだたくさんの雑魚が俺に襲いかかってくる。

そしてこの5秒後。ここ一帯のやつは綺麗に清掃され、床に突っ伏し、俺たちのマットと化していた。

優しい優しい俺様は、こいつらを一人一人の頭の部分を踏みながら長い廊下を進んでいく。
ここから先は恐らく暫く相手は現れないだろう。きっとこいつら焦ってボス周辺の周りを固めてんだろうなw今頃www


―――――ｷﾘﾄﾘ――――

こんにちは、葡萄ゆづゆです。

ここでちょっと設定を付け足したいと思います。


松野ファミリーについての報告書
1.松野ﾌｧﾐﾘｰﾆﾂｲﾃ新情報ｶﾞ発覚ｼﾏｼﾀﾉﾃﾞｺｺﾆﾃ報告ｲﾀｼﾏｽ

2.松野ﾌｧﾐﾘｰﾉｱｼﾞﾄﾊ大阪・梅田駅付近
ﾄｲｳｺﾄｶﾞ判明。本人ﾀﾁﾊ関西弁ﾊ使ﾜﾅｲ

3.ｿﾚﾄﾊ別ﾆ,支部ﾄｲｳ形ﾃﾞﾓｳ1ﾂﾋﾞﾙｦ所有

今後も、新情報があればお伝え致します


＿＿以上

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