検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:12,088 hit

85話 中原中也、ワカメ=誘拐犯。 ページ41

知らない女が走ってくる。



与謝野「太宰っ!!」

レイン「わっ、与謝野さん、待ってください!」

太宰「与謝野先生にレインちゃん!?」



ァッ!?
レイン!?


───と太宰の知り合いらしいな。



与謝野「太宰、無事かい?」

女は太宰に走りよっていく。



レイン「与謝野さん、やっと止まった……………あれ?今、聞きたくない名前が聞こえたよ、うな……………」

パチリ、と目があった。
相手はお察しの通りレインだ。



レイン「あ…………ちゅ、中也……!?」

中也「その、何だ……久しぶりだな。」


気まずい。
何かケンカっぽく別れて以来だからな……………



太宰「その感じ………私が誘拐する前に、何かあったのかい?」
 
中也「何にもねぇよ!!その『まさかっ!!』って顔やめろ!!」

レイン「………うわ、今普通に誘拐って言いましたよね?」

ゼカル「聞きました、アウトですね。」

与謝野「完全にアウトだねェ。」


いつもの太宰ペースに巻き込まれる。

苛つく、
わかってるが反論しないと気がすまねェ……!



…………何故か味方が多い。



中也「オイ誘拐犯、状況を説明しろよ。」

太宰「知らないよ、何故か与謝野先生とレインちゃんは行方不明になってて……」

与謝野「妾は無理矢理誘拐されたレインを送り届けようと思ってねェ、そこの男を探し回ってたンだ。」



レイン「あのワカメは嫌いだけど与謝野さんは好きです←」

中也「そうか←」

与謝野「オヤ、嬉しい事言ってくれるじゃないか←」



太宰「相変わらず私の扱い雑だね!?」


ハッ、ザマァ!
そんなこと思ってると、
レインがいつの間にか側にいた。


 
レイン「あの、中也。迷惑かけてごめんね…………」

言い終わるとサッと俯いたレインの耳は、
真っ赤だった。


中也「迷惑じゃねぇよ、遅くなっちまってごめんな。」

レイン「うん……!!ありがとう!」

中也「でも、俺が助けた訳じゃねえだろ?」

レイン「うんん!それでも良いの!!」


っ…………
あぁ、くそっ、可愛い。

さっきまで赤面してたのはレインの方なのに、
今は俺の顔が熱い。

86話 レイン、感情の暴走。→←84話 中原中也、あだ名と対面


ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキーアイテム(全17種)

与謝野先生の蝶の髪どめ


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:文スト , 中原中也 , 吸血鬼   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:つんつん | 作成日時:2017年10月1日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。