バツイチキャリアウーマン×年下デザイナー君【三ツ谷隆】

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そうこう考えているうちに、高木さんの
セクハラはエスカレートしていき……
あろうことか、太ももに到達した手が
スカートの裾から入り込んで来た。


((こんのっ、エロ親父が……！！))


あまりに行きすぎたセクハラに
我慢の限界がきて、止めようとしたが
手を掴まれて止められてしまった。
せめてもの抵抗で睨みをきかせる。




『…………っ、』

高「あれ〜、そんな反抗的な態度とって
　良いのかな？せっかく大きな仕事を
　任せてあげたのにね〜。悪いけど、
　君たちの代わりなんていくらでも
　居るってことを忘れないでね。」



……そうだ。この商談は私個人の問題
ではない。いくつもの取引先が絡んでいる
重要な案件。
私の態度ひとつで良くも悪くも転がる。


でも、だからって、このまま大人しく
従って泣き寝入りするの？
悔しい……悔しい！私が男だったなら。
こんな辱しめを受けて、バカにされる
ことも無かったのだろうか。


そんなどうにもならないことが
浮かんでは消えて。
私は抵抗する気力を失っていた。



高「そうそう、初めから大人しく
　するのが利口だよ。近くのホテルの
　部屋とってあるから、すぐに来なさい。
　これがキーね。待ってるよAちゃん♡」


無理やりキーを握らされて呆然としていると
なにやら廊下が騒がしい。

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