□.49新キャラ ページ4
部屋に戻って来たら...
雪兎「お前がさっき俺に話しかけてきた奴か。」
?「そうですよ。」
そいつはニヤッと笑った。不気味な笑みと言うのはこういうときに使うのだと思った。
雪兎「でだ。吸血鬼の事を色々と教えてくれるんだろ?えーっと、」
ララティー「あ、私の名前はララティーと言います。」
雪兎「ララティーかよろしく。」
ララティー「よろしくです。」
雪兎「でだララティー。」
ララティー「はい。吸血鬼の事ですよね。」
雪兎「あぁ。」
ララティー「ご存じかも知れませんが吸血鬼というのは本来人間と仲良くしてはいけない生き物です。」
雪兎「えっ!そうなのか!?」
ララティー「あれ、ご両親から教えられませんでした?」
雪兎「あー母さんは俺が小さい頃に死んだから聞いてないな。」
ララティー「お父様は?」
雪兎「父さんは...知らない。」
ララティー「ご存じない、と。」
雪兎「あぁ。」
そう。俺はなぜか父さんの記憶が一つも思い出せない。
ララティー「...やはりそうでしたか。」
雪兎「やはりって、どういうことだよ。」
ララティー「雪兎さん、落ち着いて聞いてください。」
雪兎「・・・。」
ララティー「今から私が話すことは驚くかも知れませんが事実なので受け止めて下さい。」
雪兎「お、おう。」
雪兎「雪兎さん、貴方・・・、
お父様に記憶を消されています。」
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作者名:八雲橙 | 作成日時:2018年11月18日 0時