◇40.特別に感じる ページ45
あの後、ぼくは小野くんにその晩の事を話した。
小野「そうですか。雪兎君が...」
神谷「うん。だから小野くん。いいかな?」
さすがに駄目か...
小野「・・・いいでしょう!」
神谷「っ!!ありがとう、小野くん!!」
小野「実は俺もそろそろ会わせようかなって思ってたんですよ。」
神谷「そうなんだ。よかった〜。駄目って言われたら、今頃雪兎に何て言おうか考えてたとこだよ。」
小野「そうなんですか?」
小野くんがいい奴で良かったよ。
小野「そう言えば神谷さん、気になった事があるんですけど。」
神谷「なに?」
小野「何であの日に歌うこと知ってたんですか?」
神谷「えっ!?」
し、しまった!!こいつに毎回聴きに行ってること内緒だった!!!!
神谷「え、えーっと...そ、それはね...」
小野「ん?」
神谷「ぐ、偶然だよ!!」
小野「偶然?」
神谷「そう!お前が深夜に中庭に行くのが見えたから後を追って行ったら、雪兎が居て一緒に聴いてたんだよ!!」
小野「ふ〜ん。」
さすがに苦しいか?
小野「ま、そういうことにしておきます。」
よ、よかった。
小野「毎回来てくれてることなんて、もう知ってることでしたし。」
神谷「ふーん。・・・ん?えっ!はぁ!!?」
小野「まさか、バレてないとでも?」
神谷「な、なんのことぉ?」
小野「そうですね〜毎回ですね、木の上に神谷さんとよく似た猫がいるんですよ。その猫は俺が歌い終わるまでちゃんと居てくれて、とっても可愛くてですね...」
神谷「あぁぁぁぁ!!!わかった!!わかったから!!」
小野「あはははっ可愛い♪」
こんな会話をしたけど、ちゃんと小野くんはその日には雪兎を呼んでくれた。ついでにぼくも人間の姿で。雪兎も梓さんも凄い嬉しそうだった。
小野くんはぼくも一緒に歌おうと誘ってくれたから二人で『トケイトテガミ』を歌った。いつ聴いてもいい曲と思っていたけど、いつも聴いてたこの曲もこの日は特別美しくて、綺麗で、素晴らしく感じた。
ただそれしか言えなかった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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八雲橙 - 久しぶりに来てみれば5000thっ!!ありがとうございます!!続編の方もお願いします! (2019年5月13日 20時) (レス) id: 8767a3c18d (このIDを非表示/違反報告)
八雲橙 - 3000hitもいってるなんて私感激ですうぅぅ(`;д;`) 見てくださった方々本当にありがとうございます!!後編の方もありますのでそちらの方もよろしくお願いします! (2019年1月13日 17時) (レス) id: 1570521ce9 (このIDを非表示/違反報告)
八雲橙 - 2000hitありがとうございます!!!今ある分全部投稿しましたら、新しく作りますのでそちらの方も見てもらえたら嬉しいかぎりです!!! (2018年11月16日 16時) (レス) id: cd81a9a58e (このIDを非表示/違反報告)
八雲橙 - 1500hitいきました!!ありがとうございます!!また新しいのを製作中ですので楽しみにしていてください!!! (2018年10月24日 18時) (レス) id: cd81a9a58e (このIDを非表示/違反報告)
八雲橙 - 1000hit!!!!!!ありがとうございます!!!!!!すげぇぇぇこんな小説が1000いくなんて読んでくださる皆様のおかげです!!これからもよろしくお願いします!!!!!! (2018年10月8日 22時) (レス) id: cd81a9a58e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八雲橙 | 作成日時:2018年9月2日 3時