貴方の側近役!?【小野大輔】

◇33.勝負!! ページ38

ｼｬｷｰﾝ!!

雪兎「なに!?どこから刀を!!薬で痺れているはずじゃ!!」

神谷「あぁ、痺れてるよ。でもこんな薬に負けてちゃ、小野くんの側近になんてなれないよ!」

雪兎「くそっ!!」

雪兎が言ってるみたいに、ぼくは薬で結構痺れてるけど、動けないほどではない。

神谷「鎖付き首輪は、邪魔だったから切らせてもらったよ。まぁ鎖だけだけど。」

雪兎「ふん!可愛い姿なのにお強いことで。側近よりもあいつのメイドがあってるんじゃないんですか。」

そうだ。今こいつとのゲームに負けてメイド服を来てるんだった。

神谷「見た目で判断すんな!!あとこれはお前がぼくに着せたんだろ!!」

雪兎「そうでしたね。とても似合ってますよ♪」

神谷「気持ち悪いことを言うな!」

雪兎「こんな可愛いメイドさんを見逃すのも惜しいな。そうだ!ねぇ神谷さん、取り引きしません?」

神谷「取り引き?」

雪兎「俺のメイドになるかわりに、あいつにもう危害は加えない。どうです?悪くない取り引きでしょ?」

神谷「嫌だね!!しかもなんで執事じゃなくメイドなんだ!!」

雪兎「じゃあ、仕方ないから執事でいいですよ。」

神谷「執事でも嫌だね!」

雪兎「しょうがないな。じゃあ、あなたの記憶を消します!!」

神谷「ふん!やれるもんなら、やってみろ!!」

雪兎「っとその前にここじゃあ狭いので場所を移動しましょう。」

ﾊﾟﾁﾝ。

神谷「…は?なんで外に。」

雪兎「そんなことはどうでもいいでしょう。さぁいきますよ!!」

そうしてぼくと雪兎は戦っていた。
だが、服が服だからとても不利な状況だ。

神谷「ちっ!動きにくい。」

雪兎「おや?神谷さん。疲れたんですかぁ?」

神谷「違う!この服のせいで動きにくいだけだ。それより敵の心配をするなんてずいぶんと余裕じゃないか!」

雪兎「あたりまえじゃないですか。こんな可愛いメイドさんに負けるわけないですよ。」

ﾌﾟﾁﾝ｡(^言^#)

あぁ、小野くんに可愛い可愛いって言われてたからなれてると思ってたけどなぁ………

雪兎「あれ?神谷さん?」

神谷「………い。」

雪兎「はい?声が小さくてよく聞こえま「だ〜か〜らぁ…」? っ!!」

神谷「さっきから可愛い可愛いってうるせー!!!!!」

ﾊﾟﾁﾝ!!

◇34.勝利!!……なぜここ?→←◇32.本性

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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