自慢のお兄ちゃん ページ22
お兄ちゃんは私を沢山可愛がってくれて助けてくれ守ってくれた。
そんなお兄ちゃんは今私の横でお客さんにニコニコ笑顔を見せて私の手を握って歩いていた。
お客さんは歓声を上げて私たちに手を振り返している。
苦手だったなぁ…こういうこと。
お兄ちゃんがあれはダメ、これはダメって制限してたから。
人前に立つのが苦手になってた。
けどお兄ちゃんのおかげで私はゲームに出会って沢山の笑顔作り上げてこれた。
本当にありがとうございました。
・
という夢を見た。
今日はLevel5 finalのリハーサル。
私はレギュラーメンバーに加え新たなゲスト枠とし出演することになっていた。
正直緊張してるし、女性リスナーが多い中、女性実況者が前に出るのはいかがなものかとも思っていた。
そして、レトさんとキヨくんにお返事をしなければならない。
支度をし、家を出る。
後ろからお兄ちゃんが追っかけてくる。
「おいおい。俺も一緒だって言ったろ？」
「あぁ！ごめん汗 もう家出たんだと思ってた」
お兄ちゃんはガクッと肩を落とし、私に言った。
「無理に断る必要は無いよ。お前が思ったこと、言われて感じたこと、そしてどうしたいかをはっきり伝えればいい。」
・
「俺は妹であるお前がずっと好きだった。可愛いなって。妹じゃなかったら付き合いだってできただろうにって思って過ごしてきた。だけどもう大人だそれぐらい考えられる。」
お兄ちゃんは眼鏡を取って手で少し目元を拭う。
「こんなお兄ちゃんでごめんな。」
私はぎゅっとお兄ちゃんの手を握る。
「だめだめなお兄ちゃんじゃないよ！私は今まで沢山お兄ちゃんに助けられた！確かに色々制限されて苦しい思いした時だってあったけど…それでもお兄ちゃんが私の兄妹で良かったって思ってる。」
私に素敵な世界を見させてくれてありがとう。
そのまま2人はいつも通り他愛のない話をして会議室に向かった。
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おれお(プロフ) - 佐々木さん» こちらこそリクエストありがとうございました！はじめてのリク返だったので物足りなさはありますが…喜んでいただけて良かったです（ ; ; ） (2020年5月3日 0時) (
レス) id: 33e7722ee4 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木 - うわああ。。リクありがとうございましたぁ( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!! (2020年5月2日 23時) (レス) id: d3d9ef2d25 (このIDを非表示/違反報告)
おれお(プロフ) - 佐々木さん» コメントありがとうございます！ぜひ書かせていただきます！ (2020年5月2日 10時) (レス) id: 33e7722ee4 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木 - 妹風邪でお兄ちゃんとのからみがみたいです。。 (2020年5月2日 1時) (レス) id: d3d9ef2d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれお | 作成日時：2020年4月30日 11時
