〈男主〉〈Ms.ハーデス〉本当の君と俺。 (ページ5)

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育ての親の過去。ページ5

獄門「なんとか誤魔化したけど…山咲院長に恨みを持つ男…山咲病院の手術失敗で母親を失くした男ね。そいつが山咲病院まで来て警察から奪った拳銃で山咲院長を打とうとしたの。それを奥様が庇ったのよ。奥様は山咲院長が浮気していたのを知った上で愛していると言ったの。何でだかは私は知ったこっちゃないけど。

それで山咲院長は全ての不倫関係を絶ったの。山咲院長は妻が本当に自分が好きか分からなくて不倫していたの。でも、あなたのお母様は不倫関係を続けたいって言ったの。でも山咲院長は断った。それであなたのお母様は他の男を紹介しろと言ったの。それで華村財閥の新社長就任記念のパーティに連れて行った。」

「そこにいたのは色々な大企業の社長やらがいたのよ、それであなたのお母様いや、ここからは育ての親と言いましょう。育ての親が目をつけたのはあなたのお父様よ。当時若かったからね。多分、その当時育ての親が25歳、あなたのお父様が32歳だったわね。まぁ、あなたのお父様は容姿端麗。頭脳明晰。等々だったから惚れたのよ。育ての親は。しかし、お父様は結婚していた。そしてそこにはあなたを身ごもったお母様がいた。育ての親はあなたのお父様が1人になった時にお父様のワインに睡眠薬を盛ったの。そして近くのホテルに連れていったの。そして山咲院長の愛人の中で結婚している女を脅して写真を撮らせた。愛し合っているみたいにね。でもその宿泊先は華村財閥の経営するホテルだったの。だから脅したことが丸わかり。これを見て。」

獄門さんはパソコンを操作してある映像をみせた。

『ねぇ、こんなことやめた方がいいんじゃない？』
『早くしなさい！そうしないとあなたと山咲院長の関係を旦那にバラすわよ!!』

獄門「それであなたのお父様も訴えないことにしたからことは丸く収まったんだけどね。
育ての親はあなたが生まれた時に次にあなたのお母様に脅迫状を送ったの。私が地上げ屋の関係者に変装してコレを見つけたの。」
『今すぐ華村社長と離婚しろ。さもないと華村財閥を潰し、社長を殺す。警察に言えば…分かるよな？』
獄門「それであなたのお母様はあなたのお父様に別れを告げた。そして育ての親はあのことがバレたら困るからね、整形してあなたのお父様に近づいて心を許したお父様は育ての親にプロポーズしたの。そして育ての親は副社長になった。でもね、」

あの事件のつながり。→←母親