いつものKZの日常を。 【短編集】

7:姫のお気に入り　 ページ27

窓から、眩しい位の暖かな光がさしこむ中、私は、飛び起きた。


そう、今日は久しぶりのKZ集合。


でも、ママ、祝日だから、ご飯は作りたくないみたいで。

朝食は私が作ることになったんだ。



私が作れるメニューといえば、小学校の時、家庭科で習った、目玉焼き位しか出来ないんだ。
　
目玉焼きでも、黄身の部分がぐしゃぐしゃになっちゃう。



そう思いながらも、フライパンに卵を流し込む。

フライパンにふたをして、その間にパンをトースターに入れた。


今日のKZ集合は、何するのかな？



すると、何処からか、焦げ臭い匂いがしたんだ。


もしかして…！



フライパンのふたを開けて見てみると、目玉焼きがぐしゃぐしゃになって、真っ黒くなっていたんだ。

あぁ、やっちゃった…。



もしかして、パンも…？


嫌な予感がしたから、トースターを開けてみてみた。


そしたら、予感的中。
目玉焼きみたいに、焦げていたんだ。

　




やっぱり、料理って難しいんだな。



そう思いながら焦げてチリチリになったパンと目玉焼きを食べていた私でした。

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今日のラッキーKZメンバー！（砂原・悠飛も含め）

上杉　和典

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