いつものKZの日常を。 【短編集】

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和典がお父さんの仕事の関係で、引っ越しすることになった。

決して、遠くはなかったんだけど。

近いってわけでもなかった。
　


今まで、ずうっと、ずうっと。

和典と一緒にいたから、誰も友達がいなかった。



それどころか、クラスから…、いや、学年から虐められるようになった。


だんだん、虐めはエスカレートしていったある日。


その事をお母さんに言うと、

「引っ越そうか？

今まで、辛かったね。
気づけなくて、ゴメンね。

じゃあ、お母さんから小さい一つ提案。
和典くんの家の近くに引っ越せば、またあえるんじゃい？」
　
そうお母さんが提案してくれた。

ちゃんと和典のお母さんにも、ご本人にも、お父さんにも。


許可を取った。



引っ越して、次の日。

和典と同じ小学校。

同じ塾に入った。


そして、その日から、学校に通った。


そして、和典と同じクラスになれた。


そして、1年ぶりに和典と再会した。




でも。




現実はそんなに甘くはなかった。









和典から言われた一言は、想像を絶するものだった。

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今日のラッキーKZメンバー！（砂原・悠飛も含め）

上杉　和典

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