女執事2 (ページ41) - 小説/夢小説

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77話ページ41

シエルと別れ、再びサーカスの裏へと戻って来た

貴(シエルがあそこに居たって事はもうセバスチャンは裏(ここ)に居るって事か
だとすれば今居るのは…)
?[リル]
貴[ビースト]
ビ[こんな所で何やってんの]
貴[ちょっと職場の人を見かけて追いかけたんだけど、見失っちゃって
諦めて戻って来た]
ビ[ふうん]

セバスチャンの元へと行こうとすると、猛獣使いのビーストに声を掛けられた
おそらく虎のベティを移動させた帰りだろう
あと、心無しか義足を引きずっているような…

貴[そういうビーストは?てか、脚どうしたの]
ビ[ちょっと調子が悪くてね、今から先生の所に行くんだ]
貴[あ、じゃあ私ついてくよ。ビーストが転んで怪我でもしたら大変だし]
ビ[別に良いって、大した不調でも無いし]
貴[ダーメ。御手をどうぞ、お嬢様?]
ビ[からかうんじゃない](ﾍﾟｼｯ
貴[いてっ]

からかったら、ビーストに頭を叩かれた
でも、からかうんじゃないと言いつつ、手を繋いでくれるビーストは優しいなと思う

-医務室-

ビ[先生、ちょっと足を診てもらいたいんだけど…っ?]
貴[? どうしたの、ビースト…って、あ]

医務室であるテントの入り口を開けると、中にはジョーカー、タガー、先生、セバスチャンが居た

貴(やっぱりここだったか…)

タガーはビーストを見た瞬間、何やら口説き文句を言っていたが、ビーストはそれを気にする事なくセバスチャンに文句を言っていた
が、それを先生が叱り、ジョーカーとタガーがフォローを入れてビーストの怒りを抑えた

先生[…ハァ、今後ビーストは虎(ベティ)をもう一度躾し直すこと]
ビ[…ああ]
先生[よし、じゃあ義肢を診せなさい]
セ[義肢?]

あー、やっぱ食い付くか…
てか、全然セバスチャンが話しかけてこないんだけど

セ[おや?この刻印(ホールマーク)は…?]
貴[え]

いつの間にか説明が終わってた…
それで今の状況は…

ビ[何すんだこの変態ッ///](ﾎﾞｯ

おーっと、ここでビースト、セバスチャンに蹴りを入れたー
しかし、セバスチャンは軽々と避ける!
そしてそこから挑発!
それを真に受けたビーストは鞭を取り出し、攻撃するがこれも躱される!

先生[こら!!ビーストやめなさい!!お客様相手に!君達も早く止め…]

と、先生がジョーカーとタガーに助けを求めるが

タ[てめええええ、オレの姐さんの透き通る柔肌にッ
よくも、よくも、オレだって触ってないのにいぃ]

と、タガーが怒り狂いナイフを投げるー
あー…実況が面倒くさくなって来た←