女執事2 (ページ39) - 小説/夢小説

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75話-シエルside- ページ39

葬儀屋(アンダーテイカー)に子供達の死体が表でも裏でも上がっていない事を聞き、直接例のサーカス団を調べる事となった

シ[ここか。見たところ、なんの変哲もないようにみえるが…
そういえばセバスチャン、ルイから何か連絡はあったか?]
セ[いえ、何も]
シ[全く、何をしてるんだアイツは…]

会場に入り、席に座ると明かりが消え、ショーが始まった

ジョ[レディス、アンド、ジェントメーン
お嬢(トー)はん、アンド、旦那はーん!
本日は、ノアの方舟サーカスにようおこしやした。ウチは道化師(ジョーカー)と申しまんねん。どないぞお見知り…あてっ](ﾎﾟﾎﾟﾎﾟｯ
[ハハハハw]

まず始めに、団長らしき男がジャグリングをワザと失敗しながら開始の挨拶をする

ジョ[オッホン!当サーカスには皆サンを楽しませるショーが目白押しどすえ
さぁさぁ、そんなら火吹き男のドバデな一発で、世紀のショーの幕開けどすえ〜]

そこから火吹き、空中ブランコ、ナイフ投げ、綱渡りと、特に変わった演目は無い
珍しいといえば蛇と人間のハーフだと言われる男が演舞を行うくらい
そして最後に、どこのサーカスにでもある猛獣使いの演目

シ[最後のショーにも子供達は関係なしか。どうやら観劇は時間の無駄だったようだな]
セ(ｽｯ…
シ[? どうした?何か見つけ…]
ジョ[おっ!えろうヤル気満々の燕尾服のあんさん!!どーぞ、壇上へ!]
シ[なっ;]
ジョ[さぁこちらへおいでやす!]
シ[!!]

そういうことか!これは奴らに接触するチャンス

シ[行ってこい]
セ[は]

次々と子供達が消えてゆく怪事件
真相の糸口を掴むには最早、このサーカス以外ない
しかし、接触することには成功したが、これだけの衆人の目
一体どう探りを入れるつもりだ、セバスチャン

と、いう期待裏腹に猫科である虎に構い始めた

シ(死にたい…;)

-ショー終了-

シ[誰があそこまでやれと言った?(怒]
セ[申し訳ありません。長い間生きていますが、猫だけは本当に気まぐれで気分が読めませんね…](ﾎｸﾎｸ
シ[……(怒大体必要以上に目立ってどう…へくしっっ
お前、僕が猫アレルギーなのを知っているだろう!離れて歩けッ]
セ[は]

それに依然としてルイから連絡は無い
先に行けと命令したのが間違っていたか?

ジョ[あっ!いたいた!ちょっとそこの燕尾服のあんさん!!]
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