ほんとに怖くない人は自分のこと怖くないよって言わない ページ6
・銀時side
「神楽ちゃん、私と結婚してください!」
とち狂った発言をしたAに驚愕のあまり絶叫した俺はとりあえずAから神楽を引き離す。
「ちょっとうちのかぐらちゅわんになにしてんの?バカなの?死ぬの?」
疑いの目を向けながら神楽を庇うようにAの前に立つとAは不満そうな声を漏らす。
「なによ、どいてよ!私と神楽ちゃんのラブラブライフがこれからはじまるんだから!」
「うるせー!この変態ロリコン女!」
銀時のガードをなんとか解こうともがくAと銀時が揉み合っていると、神楽が引いた様子で尋ねる。
「…てゆうかお前誰アルか?」
「あ、紹介遅れてごめんね!私はA!今日からここで働くことになりましたー!よろしくねー♪」
Aが名乗りながら口元を隠していた布を取る。
その瞬間銀時の心臓がドッと大袈裟に跳ねる。
(え…この女変態ロリコンの癖に…美人すぎじゃね?あれ?なんで銀さんちょっとドキ ドキしてんの?やめて?こいつ変態ロリコンレズ女だからね!?)
銀時は動揺のあまりAを見つめたまま立ち尽くしている。そうしていると神楽がまた疑問を尋ねた。
「働く?万事屋新メンバーアルか銀ちゃん?」
「…え、あ、あぁ…まあそんな感じ…ハハハ」
心ここにあらずといった銀時の返事でAは万事屋銀ちゃんの新たな仲間となったのだ。
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あまたのしずく(プロフ) - ぱぴこさん» コメントありがとうございます!暖かいコメントに安心出来ました。小説の下書き感覚ではありますが、以降が確定するまでは下書き感覚で時々更新していこうかなと思えました。拙文ではありますが、良かったらこれからも読んで下さると嬉しいです! (1月22日 10時) (レス) @page38 id: 815a4cedef (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ - 作者様がちょっとでも無理だなとかそういうこと?思ったなら移行を考えてもいいと思います。個人的にはこの小説がすきなので作者様に続けて欲しいとこもあります。ですが最終的には作者様次第だと思います!重く考えず、楽な方を選んでもいいかもしれないです。 (1月3日 15時) (レス) @page38 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あまたのしずく | 作成日時:2021年9月14日 4時