人の恋路を邪魔するやつは俺の剣の錆となれ ページ33
神楽の真剣な顔がこちらを見上げている。
「Aはいつもほかの人の所に行っちゃうアルから…私が1番じゃないと嫌ヨ」
「神楽ちゃん、」
彼女の半分夕日に染まった顔がいつもより大人びて感じて、けたたましいセミの声を心音が上回っていく。
気づけばAが神楽に顔を近づけ______________
そうになった時「おい」と声がかかる。
2人が声の方を向くと沖田が屯所の門に寄りかかっていた。
「沖田、くん」
「非リアの前でイチャつきやがって、ケンカなら買うぜ?」
沖田は悪い笑みを浮かべると神楽がそれに食ってかかる。
「うるせーヨ糞サド!私たちは大事な話してたアル!」
沖田は神楽のパンチをひょいと交わすと屯所に戻ろうとして振り返る。
「さ、Aさん帰りやしょう」
「、うん。神楽ちゃんまた明日」
門をくぐる沖田は少し振り返って視界の端で神楽を捉える。
神楽にはその鋭い眼光が何を狙っているのか分からなかった。
ただ1つ神楽が抱いた思いは、沖田にAを取られたくないということだった。
今日の献立すら迷うやつに人生の選択が出来るわけない→←可愛い子にはナンパせよ
50人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あまたのしずく(プロフ) - ぱぴこさん» コメントありがとうございます!暖かいコメントに安心出来ました。小説の下書き感覚ではありますが、以降が確定するまでは下書き感覚で時々更新していこうかなと思えました。拙文ではありますが、良かったらこれからも読んで下さると嬉しいです! (1月22日 10時) (レス) @page38 id: 815a4cedef (このIDを非表示/違反報告)
ぱぴこ - 作者様がちょっとでも無理だなとかそういうこと?思ったなら移行を考えてもいいと思います。個人的にはこの小説がすきなので作者様に続けて欲しいとこもあります。ですが最終的には作者様次第だと思います!重く考えず、楽な方を選んでもいいかもしれないです。 (1月3日 15時) (レス) @page38 id: c43eafab12 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あまたのしずく | 作成日時:2021年9月14日 4時