夢 ページ49
―JIN―
Aオンマの朝ごはんはめちゃくちゃおいしくて、あっという間に無くなっちゃった！
僕たちが食べるのを本当に嬉しそうに見ているオンマにあたたかい気持ちになった。
僕たちは仕事がら人間の裏表をずっと見てきた。
だから人を信用するのが怖くなった… 裏切られた時のダメージは想像を越えてくるから。
オンマはそんな冷たくなった心を温めてくれた。
温められ過ぎて火が着いちゃったメンバーもいるけどね。
ユンギとナムジュンは驚くほどわかりやすくAオンマに好意を表している。女性として、Loveの方で…
オンマは全く気づいてなくて…
どうなっていくかはわからないけど、オンマにもメンバーにも幸せになってほしいな…
お腹がいっぱいになって夕食の集合時間までそれぞれで過ごすことになる。
ジョングクとテヒョンは日本のゲームセンターに、ホソクとジミンは買い物に行くらしい。
僕とユンギ、ナムジュンはAオンマの料理教室の生徒って感じかな？
「「「いってきま〜す！」」」
お出掛け部隊を見送ると今夜の献立会議をする。
JIN「オンマ！なにつくってくれるの？」
A「みんながおにくすきだってきいたから、からあげと、ぶたのかくに、ちくぜんにとスティックやさい、にほんのカレーライスとあとはてまきずし！」
RM「すごいたのしみです！ちくぜんにははじめてたべます。」
YG「ヌナはかんこくりょうりでなにがすきなの？」
A「あまりしらないんだけど… チャプチェかな？」
YG「ん、じゃあおれはチャプチェつくるわ」
A「えっ！うれしい！ユンギさんのりょうり、たのしみにしてるね。」
おー！ユンギ、攻めるね〜！
様子を見れば"シュン"ってしてるナムジュン、ヒョンは切なくなるよ。
JIN「ぼくとナムジュンはオンマのいうとおりにうごくからね！ ねっ！ナムジュン！」
RM「もちろん！できることはなんでもするからいってください！」
A「はい！たよりにしてます！」
嬉しそうにエクボを出して… わかりやすく浮上してくるねぇ〜。
手のかかる弟たち、２人共幸せになってほしいんだけど、人の気持ちは難しいね…
オンマはいつも"買い物メモ"を作ってから行くらしい。
無駄な買い物をしないためだとか… 僕たちが払うんだけどそれでも無駄遣いはダメだって。
ナムジュンも前に叱られたらしい…
使わせようとする人は多いけど、こんなこと言われて… 嬉しかった。
やっぱりオンマ、大好きだ！
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作者名：はは | 作成日時：2022年7月23日 14時
