夢 ページ44
テヒョンさんからの質問に彼が亡くなって麻子を1人で産んだことを伝えた。
それでこの話しはおしまい、と思っていたらユンギさんが私の話を聞きたいって…
過去は思い出すだけで苦しくなるほど辛い日々で話しても暗くなるだけ、同情されるのも嫌だし、話すかどうか迷った。
RM「はなすのがつらければはなさなくてもいいよ…」
ナムさんが私の気持ちを考えて、そう言ってくれたから話してみようと思えた。
今まで自分の過去について話したことは無い。
日常生活ではあまり接点の無い彼らにだから話す気になったのかもしれない。
話しを聞いている彼らから"怒り""悲しみ""戸惑い"色々な感情を感じる。
テヒョンさん、ジミンさんの暖かな体温を感じてすごく慰められて、最後まで涙を見せることなく話し終えた。
今、幸せだと思えるのも過去の辛い経験があったからだと感じることができた。
話しながら気持ちの整理ができた気がする。
ジョングクさんが「ぼくたちがオンマをしあわせにするよ！」って言ってくれたけど、もう十分幸せにしてもらってるよ！
ジンさんがルームサービスの注文を取ってくれて明日の事もあるし、良く眠れるようにと皆でホットミルクを頼んだ。
ユンギさんだけが「なんか、イメージわいてきたからさぎょうしてくるわ。ヌナ、あした、かいものもいっしょにいくからねてたらおこして。」と自分の部屋へ向かった。
TH「オンマはユンギヒョンのミューズなのかな？ オンマとはなしたあとはステキなきょくができるよね〜！」
JM「たしかに… でもまたぼくたちにはうたわせてくれないんじゃないかな？」
2人は私にくっついたままおしゃべりしてる。
気がつくと、ジミンさんの足元にジョングクさんが座って私の膝に頭をもたれていた。
本当にかわいい… 我が子のようにそれぞれの頭や頬っぺたを撫でたりしてしまう。
大人の男性に失礼かな？とも思うけど、嬉しそうにしてくれるから… まっ、いっか！
やっと泣き止んだホソクさんとジンさんがホットミルクを配ってくれて一息つく。
A「ホソクさん、なかせてごめんね。だいしょうぶ？」
HS「うん… ヌナのかわりにないたんだからね！」
もう！皆かわいすぎる！
ずっと黙っていたナムさんがまっすぐ私の目を見て言ってくれた。
RM「ぼくにできることがあればいってください。」
ナムさんに言われるとこそばゆい感じがする…
ゆっくりホットミルクを飲んで、それぞれの部屋で休んだ。
明日を楽しみにして！
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作者名：はは | 作成日時：2022年7月23日 14時
