8杯目 ページ8
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ホテルについて順番にお風呂に入った私たちはようやく晩酌。
北「A？飲まないの？」
いつまでもカバンをゴソゴソしてる私に不思議そうに問いかける北斗くん。
『あ、ごめん！すぐ行く！』
探し物を手に北斗くんの元へと向かう。
北「何してたの？」
『いや別に..』
北「じゃあその携帯はこっちで預かっておいていい？笑」
ヒョイっと奪われた私の携帯。
『あっ、、！』
北「撮るつもりでいるのやめてもらえる？笑」
『そんなつもりは..
ちょっとしかないもん..』
北「あるんじゃん。ダメだよ笑」
はい、お酒。
そう言って、お酒を携帯の代わりに渡された。
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飲み始めて少し時間が経った。
私はいい具合に酔いが回り、ふわふわしてきたのに北斗くんは何一つ変わらないような...
『ほくとくん、飲んで、る..？』
北「ん？飲んでるよ、」
ほら、そう言って見せられたのはあろうことかノンアルコールビールだった。
『あれっ、それ...』
北「そんな顔しないの。笑
飲みたかったら俺も飲むからへーき」
そう言われたものの、やっぱり私だけ飲むのはなんだか違うような....
そんな私を見て、北斗くんが一つため息をついた。
せっかく自重してたのに、笑
なんて、ボソッと呟く。
北「...それ、俺も飲みたい」
そして、私の手元にあるお酒に視線をうつした。
『ん、？これ...？、』
飲み差しでいいの？と思いながら手渡すと受け取ってもらえない。
北「違う、飲ませて？」
思ってもいなかった言葉に思わず手が止まる。
『え、？』
何を言ってるのこの人....
北「だめ？」
コテンと首を傾けるその姿は初めて見るもの。
北「Aが口移しで飲ませてくれないなら俺もう飲まないからね」
...シラフがよく言うよね
しかも酔っ払い相手に...
小さな沈黙が流れる。
その間も私を見つめる漆黒の瞳に、吸い込まれていくかのような錯覚に陥る。
『...1回だけ。
....だよ、？』
そんなことできない、
理性が働くそんな思考とは裏腹に口が勝手に動いた。
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ミナ(プロフ) - まてぃ子さん» ありがとうございます！また機会があれば2人の日常にお邪魔しちゃいましょう！ (2019年2月12日 0時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 和香(わか)さん» ありがとうございます！私もこんな彼氏が欲しいです笑 またお目にかかれる日が来る事をフラペチーノの彼共々楽しみにしてます、！ (2019年2月12日 0時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
まてぃ子(プロフ) - 温泉編もみたいです、、素敵なお話ありがとうございました^_^ (2019年2月10日 10時) (レス) id: 59ad6f6149 (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - 凄く面白かったです！ ほっくん可愛いしカッコいいしこんな彼氏欲しいです笑 次回も楽しみにしてます！ (2019年2月9日 23時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年1月9日 8時
