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†-40 ページ40

『でかっ!!』


「…いや、一回見てますよね」


『だってでかすぎるやんこれ』



その分中身がスカスカな家族なんです。



鍵を取り出してガチャリと回す。
当然かのように後に続いてくる先輩の度胸は尊敬する。
一番最初にこの姿を目にしたのは意外にも、ユズキだった。



ユ「あ、あんた…A?隣は?」


「ただいま。濱田先輩よ」



ペコリと頭を下げる先輩が新鮮で笑ってしまいそうになる。



ユ「知らないわよそんな格好で…殺されるんじゃないの」


「大丈夫、ここにいるつもりないから」


父「…帰ってきたなら入りなさい」



奥のリビングからお父さんの声。
目ひんむくんじゃないかな、笑
先輩も連れてるし。



母「A……?あなたA…?」


「ただいまお母さん。お父さん」


父「お前……っ…」


「濱田先輩。助けてくれた人」



平然と話すあたしを見て、だんだん血が上ってきたみたい。
今にも大声を出しそうなお父さんと、先輩の前だからか明らか嫌そうな顔はしないお母さん。



「何で帰ってこいって?馬鹿はいらないって言ったのに」


父「座れ。君も座りなさい」


「そんなに長く居るつもりないの。早く話して」



キレたらいい。
あたしなんかいらないと思って。
それがあたしを解放する…一つの道。



父「学校にも行かず…何をしてた」


「人生初のクラブ」


父「ふざけるな!!」


「…マジだけど」



キレた。

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設定タグ:ジャニーズWEST , 濱田崇裕   
作品ジャンル:恋愛
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カジャリア(プロフ) - 流神loveさん» ありがとうございますm(_ _)m (2018年1月31日 16時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
流神love - すごいこの話好きで一気に読んじゃいました! (2018年1月31日 11時) (レス) id: 0a156e7b70 (このIDを非表示/違反報告)
名無し73964号(プロフ) - とても楽しく読めました! (2018年1月28日 23時) (レス) id: 6e0ecf505f (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - 名無し73964号さん» 何か…こんな感じになっちゃいました笑 謎の卵焼き← (2018年1月28日 19時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
名無し73964号(プロフ) - Another Storyやってくれてありがとうございます! (2018年1月27日 11時) (レス) id: 6e0ecf505f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734  
作成日時:2018年1月3日 16時

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