お に い ち ゃ ん。【鬼滅の刃】

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(続き)



冨岡義勇と羽風薫

「初めまして〜、俺羽風薫っていうんだ♪Aちゃんの彼氏になったので挨拶しに来ました〜♪」

「……」

無言を貫き通す兄を見て「え!？なんで無言なの!？」と焦りだす我が彼氏。困り顔もイケメンなのかよクソがっ、とか思いながら様子を見る。

結局その後、仲良くなったそうだが、兄の顔が若干疲れているように見えたのは気のせいだろうか。惚気話とか言ってないといいけど…。

(無言で俺とAちゃんの出会いやあった出来事を聞いてくれるなんて、いい人だな〜♪)





錆兎と遊木真

「妹の彼氏になるのはいいが、男ならばもっと体力をつけろ！弱腰になるな、甘えるな！」

「…っ、はい！！」

認められた筈なのに何故か木刀で戦い合っている二人。いや何してんだあんたら。私がお茶淹れてた間に何があったの？真君滅茶苦茶ボコボコになってるじゃん。

いやアイドルの顔に傷をつけるな！！ネチネチしたギャルみたいな口調のサイコパスストーカーに殺されんぞ!？

(此奴…Aの名前を出した瞬間に必ず力が強くなっているな…。面白い…！)

(Aちゃんを守る為に、もっともっと強くなるんだっ…！)



時透無一郎と日々樹渉

「はじめまして！Aさんの日々樹渉です！本日はAさんの彼氏となった為実の兄である貴方にご挨拶をしに参りました！お近づきの印にアールグレイもお持ち致しましたので是非お飲みください☆」

「…A、斬ってもいいかな」

マシンガントークと薔薇や鳩をポンポン出す彼にイラついたのか、刀を握り締め、今にも抜きそうになる兄。「物騒ですねぇ」と他人事の様に言ってるけどお前が一番今ピンチなんだよ？

まぁその後、おチャラけた感じではなく真剣な顔で「幸せにする」と言い切った渉を見て何を思ったのか認めてくれた。ありがとう、お兄ちゃん。

(まぁ、非日常ってのもいいよね)

(認めてくれないと思っていたのですが、外れましたねぇ…。まぁ、兄が認めようが認まいが絶対Aさんと一生生きていくつもり何ですがね☆)

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