お に い ち ゃ ん。【鬼滅の刃】

▼ ページ29

(続き)



時透無一郎

「良かったね。頑張って」

応援してくれる。だが、今までの兄を見ている限りでは素直に応援してくれるのは狂気でしかない。彼氏よりお兄ちゃんの方が大好きだけどね、とでも言ってご機嫌取りでもしておこう。

(彼氏より俺。そんなの当たり前だよ)



不死川実弥

「へぇ…？兄ちゃんに紹介してくれるよなァ？」

ニコリと笑ってそう言ってくる。ええ勿論紹介しますとも。私の彼氏はとっても面白い人だし、別にお兄ちゃんの事怖がるような性格でもないからね。明日連れて来てあげるよ。

(明日の為に刀でも磨いとくかァ…)



煉獄杏寿郎

「そうか！是非とも逢ってみたいものだ！紹介してはくれまいか？」

元気よく暑苦しくそう言ってくる。うんうん、きっと彼とお兄ちゃんは気が合うと思うよ。だって彼も暑苦しいからね。うん。

(どんな者なのだろうか…)



宇随天元

「派手で良いじゃあねぇかっ！」

歓喜、という表情で喜んでくれる。何故妹より兄が滅茶苦茶喜んでいるのか正直不思議でしかないがまあ彼氏を邪険に扱わなさそうなので良しとしよう。どんな奴？え、自称吸血鬼。

(吸血鬼…？俺の嫌いなタイプかもしれねぇな)



不死川玄弥

「へぇ、良かったじゃねぇか。というか今回は嘘じゃねェよな？」

素直に喜んでくれるが、この間騙された事を思い出したのか疑ってくる。だが今回ばかりは嘘ではない。私の彼氏は赤い髪で礼儀正しい男の子だ。きっとこの人なら我が兄も許してくれることだろう。

(嘘じゃねぇのも、なんか複雑だな)

.

彼氏と対面させてみた。→←彼氏が出来たと報告してみた。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す