お に い ち ゃ ん。【鬼滅の刃】

風邪を引いてみた。 ページ38

風邪を引いてみた。
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竈門炭治郎

「38.5℃……完全に風邪だな。薬は確かあっちにあったな。取ってくるから、Aは安静にしてろよ？」

身の回りの世話をしまくる。お粥作ったり、ぬるくなったタオルを取り替えたり。なんかもうお兄ちゃんじゃなくてオカンに見えてきた。おかーさん、私お粥じゃなくてアイス食べたいです。

(駄目です。ちゃんと栄養とりなさい！あとおかーさんじゃなくてお兄ちゃんです！)

(ケチだなあ…)



我妻善逸

「か、風邪!？どどどどうしよう俺なんも出来ないよ!？看病って何するの!？」

看病の仕方が分からずただただ病人の前で叫びまくる。うるさい…と思ってたら爺ちゃんが来て拳骨を我が兄に食らわした。ハハハ、ざまーみろ。

(痛いよ爺ちゃん！何すんの!？)

(病人の前じゃぞ、黙らんか！！)



嘴平伊之助

「風邪ェ…？それ、辛いのか…？」

最初は何やってんだこいつって顔をしていたけれど、辛そうにしているのが漸く分かったのか、心配そうな顔で覗き込んできた。手も握ってくれた。兄の手が冷えている為今の体温の私には心地よく感じる。ありがとう、お兄ちゃん。

(早く元気になれよな…)



冨岡義勇

「早く治す事に専念しろ」

口調は強めだけど内心はとても心配。ちゃっかり氷枕とお粥まで持って来てくれた。お粥は食べさせてくれたけど、一人で食べれるのにな…とか思う。お兄ちゃんも、素直になってくれたらいいのに。

(本当はもっと甘やかしてあげたいんだ)



錆兎

「少し熱があるな…。鱗滝さんに頼んで、お粥を作ってもらうか」

直ぐに体調不良を察知して休ませてくる。お粥は鱗滝さんに、冷えたタオルは自分で用意するらしい。温まって寝ろよ、と心配してくれる。早く風邪を治して、お兄ちゃん達にお礼したいなぁ。

(早く治るといいな)

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