047 ・ ページ11
「A上手い！」
『ほんと！？ありがとう！』
「教えてから2週間たつのもそうだが、3人とも最初からセンスが良かったからな」
「えへへ、ザックとジリアンの教え方が良いからだよ」
ザック達に銃の扱いを教えてもらってから2週間
私達は動きながらでも的に当てられるようになっていた
リナ、カイラと違って私はこの2週間の間銃を持った時、打った時にぶれないよう筋トレもした
最初よりは持つの楽になったかな
腕のトレーニングに成果を感じて嬉しく思う
「銃はそれで大丈夫？」
『私は大丈夫だよ』
この大きさでこれ以上軽い銃は無かった事に残念さを感じながら使う銃を選んだ日を思い返す
リナとカイラも最初に決めた銃のままでいくとのことだった
「二日前に狩りがあっただろ。あの時は銃を使ったか？」
「いいや。銃は持っていたけど村の家の中で隠れていたよ」
「見つからなくて良かったよね」
二日前の狩りでは戦闘を避けて隠れていた
これからもできるだけ戦闘を避けて隠れながら逃げるつもりだが、もし見つかって襲われた時のために銃を使う事にした
鬼が狩りで子供を殺す場面を私は見てしまい、その時に鬼の身体能力は高いと確信した
気配を気づかれればすぐに見つかってしまう事も、レウウィスに話しかけられた日にわかった
こう考えると本当に鬼は強敵だわ...
銃を扱う前に教えてもらった鬼の弱点
それは顔の中心にある目だ
目...そう言われても、鬼は仮面をしているから狙えたとしてもはじかれるわ
仮面を剥がしに行けはしないし...
「ザック、この三人なら...」
「そうだな、俺は良いと思う」
ザックとジリアンが私達には内容がわからない会話をしていた
何の話だろうと気になり、ジリアンに尋ねる
『ねぇジリアン、何か話しがあるの？』
「うん。三人に会わせたい人がいるの。そして私達の計画に＿＿＿」
ージャアアンジャアアンー
！！！
ジリアンの言葉を遮り、狩りの始まりの合図が鳴る
今は森に居るから木に登るか茂みに隠れるかした方がいいわよね
でも走れば鬼達が来るまでに村に辿り着けると思う...
リナ達と話して村まで走ることにした
『ジリアンとザックは残るの？』
「うん。村まで行くなら早く行った方がいいよ。上手く逃げてね！」
『ジリアンとザックも気をつけて！』
その言葉を最後に私達は別れ、リナ、カイラと村に向かって走った＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 223人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エマ - 続きが読みたいです！！楽しみに待ってます！ (2020年8月14日 21時) (
レス) id: 5f014d6a1f (このIDを非表示/違反報告)
ネギトロ81194 - あーーーーー続きが気になる！更新されていると、「うぉっしゃーーーーーーーーーー」ってなります！ 更新頑張って下さい！ (2019年9月6日 21時) (レス) id: b7165f1f20 (このIDを非表示/違反報告)
*くろイッチー*(プロフ) - 亮さん» 本当ですか!とても嬉しい言葉です(*^-^*)これからもドキドキさせられるよう頑張ります! (2019年4月24日 22時) (レス) id: 2e229ee29b (このIDを非表示/違反報告)
亮(プロフ) - 鬼遣が更新されるとドキドキわくわくが止まりません!!о(*ﾟ∀ﾟ*)о (2019年4月1日 21時) (レス) id: 484601c75e (このIDを非表示/違反報告)
*くろイッチー*(プロフ) - ウォルさん» ありがとう御座います!! (2019年3月21日 23時) (レス) id: 2e229ee29b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：*くろイッチー* | 作成日時：2019年3月11日 18時
