�� ページ44
毎朝同じ車両にいた
いつも違う本を読んでいて
学校でも
見付けたら目で追ってしまったりしていた
いつも彼女は1人で
イヤホンをしながら
自分の世界に集中していた
友達……はいないのかもしれない
でも、1人で窓の外を見ている彼女は
何だかミステリアスで
無性に話しかけたくなった
だから帰り道？とかに話しかけてみようかな
なんて思って1回だけ駅で待ってた時がある
そしたら
ベンチに2人仲良さそうに座っている女子がいて
それが麻里子ちゃんと彼女だった
麻里子ちゃんはふっかとかと仲が良いから名前は知ってた
だけど2人が仲が良いのは知らなくて
知らないうちにずっと見てしまっていたみたいで
麻里子ちゃんと目が合ってしまった
慌てて目を逸らし
来た電車に飛び乗った
駆け込み乗車はダメなのに
そんなことより
見たことも無い笑顔で笑っている彼女の顔が
頭にこびりついて
全く消えなかった
そんな気持ちで翌日学校に行ったら
何故か俺の教室に
麻里子ちゃんが来た
目立つ金髪が輝いている
岩「あ、麻里子ちゃんおはよう」
後ろの席の照が挨拶をした
麻「おはよ、ってかさ、阿部さ、」
うわ、俺に用事があるみたい
麻「昨日見た事は言わないで」
そう願っている麻里子ちゃんは
いつもの強さなんて欠片も無く
すごく彼女を大事にしているのが伝わった
麻「宮野A、あ、昨日の子の名前ね、」
麻「私の大事な友達なの、私と友達ってバレると生きづらい人間関係に巻き込むことになっちゃう」
麻「だからお願い」
勿論直ぐに頷いた
宮野A
彼女のことをひとつ知れた
阿「麻里子ちゃん、優しいね」
阿「金髪も素敵で似合ってるけど、黒髪も似合いそうだね」
麻里子ちゃんのことも
知れた気がした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 462人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さくら(プロフ) - momoさん» momoさん！コメントありがとうございます！！本当に嬉しいお言葉ばかりで。。！本当にありがとうございます！！ (2022年12月6日 7時) (
レス) id: 51eccadf9d (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - もう、初々しすぎて、可愛すぎて、ずっとキュンってしてます！亮平くんの恋愛もので1番キュンときた物語かもしれません！ ホントに好きすぎます！絶対何回でも読み返します！ (2022年12月5日 19時) (レス) @page41 id: 7c710f6426 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さくら
| 作成日時：2022年11月19日 22時
