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story.2 ページ5

エンマside




何故、仕事サボり魔常習犯のこの俺が今日に限ってこんなに真面目に執務をこなしているのか






その理由、





今日はAの誕生日だからだ





ぬらりにも文句言われることなく、


Aと二人で彼女の好きなことをして過ごそうと思ったからだ



だから、そのためには仕事をさっさと終わらせるんだ




と思ったが、甘かった




今日に限って難しい仕事ばかりなのだ





だが、俺はやると決めたら最後まで投げない







Aのためにももうひと頑張りだ






それなのに、彼女は俺に話しかけてくるのだ



俺に休んで欲しいがための行動だろうが、俺は無性に腹が立つ






エンマ「もう終わる。少し待っていろ。

それから構ってやるから。」


そんなふうに俺は冷たく言ってしまう



本当は仕事なんて放って、すぐさまに彼女を抱き締めたい



俺はそんな思いを抑え、黙々と仕事を続ける







それなのに




A「エンマのバカ!サボり魔!

脳みそ筋肉!スーパーサ〇ヤ人!!」


などと悪口を突きつけてくる



___________ブチッ




その時、俺の中で何かが切れた




エンマ「A。」


自分でも驚くくらい低い声が出た


ゆっくりと立ち上がり、Aを見据える




A「えっと……怒った?」




彼女の素っ頓狂な声なんてお構いなしにどんどん近づいていく



Aはジリジリと後ろに下がっていくが、もう後ろは壁で逃げ場がない



彼女は壁に寄りかかる



俺は逃げられないように両手を壁につく






A「ねぇ…、怒ったの?エンマ。」




怖いのか涙目で俺を見上げるA



その時に目が合う




普段はこれでもう可愛いと言って抱きしめてしまうのだが今日の俺は違かった




尋常じゃない仕事の量と、中々進まない作業に苛立ちを覚え、彼女に当たってしまう




エンマ「気が散るんだよ。邪魔をするなら出ていけ。」



ハッとした時にはもう遅かった



Aは涙を流したと思うと俯いて震え出す



次の瞬間、



___________バチンッ





A「エンマなんて大嫌い!」



鈍い音が静まり返った部屋に彼女の大きな声とともに響く



その時にAから目を離してしまう



俺の右頬に盛大な平手打ちを食らわされたことに少し遅れて気づく





俺は目を見開いてAを見るともうそこには彼女の姿はなかった



エンマ「はぁ……、やっちまった。」





俺は盛大なため息をつき、床に座り込む

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桜柚季(プロフ) - killerハリケーンさん» 全然そんなことないですよ!そうだったんですね。 (2019年7月31日 14時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - 桜柚季さん» 返事が遅くなりました。シャドウサイドのDVD欲しくて探しているんだけど、全然見つからなくて(--;) (2019年7月28日 18時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - killerハリケーンさん» 賛成です!そうしましょう! (2019年7月28日 12時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - あ!ここではなくボードに書きませんか?私のプロフのところに押してもらって、ボードって書いてあるのでそこで話し合いませんか? (2019年7月28日 10時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - 桜柚季さん» ですよね。 (2019年7月28日 10時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜柚季 | 作成日時:2019年4月9日 22時

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