story.24 ページ28
ナツメside
エンマ大王様はぬらりひょんさんに呼ばれてどこかへ行ってしまった
私はAの側にいて、彼女の頭を優しくなでている
そっか…Aにはそんな過去があったのね
知らなかったわ
少しでも彼女のことを支えていけたらと私は思う
何があっても、私はAの味方だし絶対に守ってみせるわ！
私は気合を入れるためにガッツポーズをして上に掲げた
ふと私はさっきのことに気づく
そう、あの時Aは酒呑君に異常なほど怯えていた
でも、彼はただの人間のようにしか見えなったけど
もしかしたら、Aの過去と何か関係してるのかな
人間界に戻ったら、妖怪探偵団にいってみんなと調べてみよう
そんなことを考えているとAの瞼が動いて、ゆっくりと目を開けた
A「あれ…？ナツメ？？私は一体…。」
彼女は頭を押さえながら、虚ろな目で私に尋ねる
さっきのことは覚えていないようね
私はなんとなく過去の思い出させてはいけないなと判断して
全く別の話題をふる
ナツメ「あのね、Aは食べたばかりで眠っちゃったのよ！
で、ちょうど通りかかったエンマ大王様がここに運んでくれたのよ。」
なんて見苦しい嘘なのかしら
A「エン、、マ…？あ…、そうだったのね。
ごめんね、ナツメ。迷惑かけちゃって。」
彼女は申し訳なさそうに私にそう謝る
ナツメ「大丈夫よ！全然気にしないで！」
良かった、うまくごまかせたかな
私はホッとして胸をなでおろすと
ーーーキイッ
？？
扉の開く音がして、振り向くとカイラさんが入って来た
ナツメ「カイラさん、お久しぶりです。」
ああ、とカイラさんは素っ気なくそう返事をした
相変わらずフレンドリーなエンマ大王様とは違って
なかなか接しづらい妖怪だわ
私はむうっと頰を膨らませる
A「だれ…？」
Aがそう聞くとカイラさんは衝撃を受けた顔をするが、すぐにいつもの表情に戻る
もしかして、カイラさんとも知り合いなのかな
そして、彼はこう答えた
カイラ「初めましてだな。私はカイラだ。
よろしくな。」
今、 一瞬カイラさんの頰が緩んだのは気のせいだろうか
もしそうだったら、レアなものを見たわ
Aもこちらこそと言って微笑んだ
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桜柚季(プロフ) - killerハリケーンさん» 全然そんなことないですよ！そうだったんですね。 (2019年7月31日 14時) (
レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - 桜柚季さん» 返事が遅くなりました。シャドウサイドのDVD欲しくて探しているんだけど、全然見つからなくて(--;) (2019年7月28日 18時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
桜柚季 - killerハリケーンさん» 賛成です！そうしましょう！ (2019年7月28日 12時) (レス) id: ae92252d70 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - あ！ここではなくボードに書きませんか？私のプロフのところに押してもらって、ボードって書いてあるのでそこで話し合いませんか？ (2019年7月28日 10時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
killerハリケーン(プロフ) - 桜柚季さん» ですよね。 (2019年7月28日 10時) (レス) id: 07ace89041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜柚季 | 作成日時：2019年4月9日 22時
