【ハイキュー】悪女ですがなにか？【音駒】

# 19 作戦変更 ページ22

「愛川、手大丈夫だったか？」


「大丈夫ですけどぉ…痛いですぅ、夜久さぁん、」


「そう、か…」


夜久さん引き気味じゃん、まぁ、そうだよね。

無駄に小文字使うとかホントキモいw


「…おれ、今回のはAがやったとおもう…。」


お？



「研磨…？どういうことだ？」


「これと言った根拠が特にあるわけじゃないけど…、


信じるか信じないかはおれたち次第って


普通はやってないって言い張るところを和えて濁した。なんか引っかかる…、」


んっふふ、研磨くんグッジョブ！


「確かにな、普通はやってないって言うよな…。」


「研磨が言うならそうかもな、」


「…(コクッ)」←福永です


よしよし、あと一押し…


「私はこんな怪我させられたんですよぉ？自分で自分を傷付けるなんて、私には無理ですぅ、」


ははっ、自分でいったーっ！


「ちょっと来てくれるか？

…鬼頭。」


『…わかりました、』





「Aがやったのか？」


静まり返る部室に一つの声が響く。


『もちろんやってるわけないじゃないですか。愛川の言い掛かりです。

ね？愛川は問題を起こし部員を巻き込んだ。

これはもう潰すしかないです。

あ、黒尾さんにもお話しなくちゃですね。


ちょっと作戦変更するんです。』


「作戦変更？」


『一旦今回の問題を機会に、愛川の有利な状態を作ってあげるんです。』


「つまり…Aがやったことに俺らがすればいいってことか？」


『そうです。研磨くんが私がやったと思うって言ってたでしょ？あれ、演技なんですよ。

騙されました？』


「騙されたわー。」


『とりあえず体育館に戻ったら、私がやったと、黒尾さんが皆さんに伝えてください。』


「りょーかい。」


『隣で私が


そんなぁ…っ私はやってないのに…うぅっ


っていう風に演技しますから、


そしたら黒尾さんは


俺は鬼頭がやったようにしか思えない。


って私を突き放してくださいね♡』


「お、おぉ、」


『さ、行きましょー♪』

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