【ハイキュー】悪女ですがなにか？【音駒】

＃4 宣戦布告 ページ6

靴箱の中に入っていた一つの紙切れ。


雑に千切られたその紙切れに書いてあったのはこう


【今すぐ体育館裏に来い。】


まぁ、来いだなんて偉そうに。


いいよ、行ってあげる。



私から行くんだから、ちゃーんと楽しませてよね♪




愛川サン。



ーーーーーーーーー


『ドーモ、愛川さん？』


「…鬼頭、」


『こんなとこに呼び出して、なんか用？』







「……あんた、ウザいんだよ！」


早速本性出しちゃうのね。


ふふ、それはオススメしないなぁ…


「あんたさえ居なければ、こころは…こころは！」


『クラスのお姫サマになれると思った？』


「っ…

あんただって！そうやって男のコをもてあそんで楽しんでるんでしょ！」


あれ？いろいろと間違ってるよ、お姫サマ。


もてあそぶだなんて人聞きの悪い…


『もてあそんでなんか無いけど。それをしてるのはあなたの方なんじゃない？』


「…うるっさい、男のコにチヤホヤされたいと思うことの何が悪いの？



…とにかく、これからあんたの事潰すから覚悟してなさいよ！


それか大人しく私の言うことを聞くっていうなら手加減してあげてもいいわよ？」


私のこと舐めてんの？

そんな簡単に引き下がるような安い女じゃないんだけど。


『余計な心配しなくても大丈夫じゃない？』


「あっそう、その言葉、後悔してもしらないからね。」


そう捨て台詞を吐き愛川は去って行った。


『…後悔するのはどっちかな？』






姫が自分の言葉に後悔するまであと少し…

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