決意 ページ12
聞き間違いだと思いたかった。
｢好きだ｣
あの声は完全に実弥さんのものだろう。
そしてその気持ちが生半端なものでないことも、理解した。
彼のことは、好きだ。
最初は嘘だと思いたかったが、どうやら恋というものを
意識が戻ったときに言われたたった３文字の言葉。
好意を抱く相手とたとえ両想いだったとしても、決して結ばれることは許されない。
正直、告白されているとき顔が赤く染まらないように必死だったことを考えれば私はかなり彼に惚れ込んでいるようだが。
私は彼が好きだ。
けど私は彼を殺さなければいけない。
たとえ彼が私に面と向かって告白してきても、私がまだそのときまで彼のことを好いていても、彼と個人的な関係をもつことは決してできない。
スパイ、とはそういう存在なのだと、入ったときにきつく言われたのを思い出す。
私はそれを半分破りかけている。
仕事中に、これまで一度もおこさなかったミスを犯した。
もしこのmissionが成功したとしても、私はたぶん次の仕事にはトラウマにとらわれて向き合えない。
もし、このmissionが成功したら。
私は
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snow - しほにゃん，実弥Loveさん» 読んでくださりありがとうございました！これからも更新頑張ります！！ (2021年5月28日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
しほにゃん，実弥Love - はじめまして。夢主さんを溺愛する実弥最強でーすｩ！更新楽しみにしてますっ。 (2021年4月1日 22時) (レス) id: ac6a18bc22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年1月15日 23時
