猗窩座 ページ10
猗｢俺は猗窩座。杏寿郎、それからそこの女、鬼にならないか？｣
先程とはうってかわって上弦の参が目の前にいる。
一番最初に異変に気づいたのは、夢に入る直前だった。
仕事柄、徹夜は日常茶飯事だったので、皆より夢に入るのがワンテンポ遅かった。
柱でもある煉獄さんが任務中に眠るなんて、おかしいとしか考えられなかった。
目が覚めるとそこは児童園で、自分はまだ子供だった。
まだ心が純粋で、大きくなったらシンデレラみたいなお姫さまになるのが夢だった。
でもなぜか鏡には今の19歳の自分が映っていて、目を覚ませ、そう叫んでいた。
自分は今任務中。早く覚めなければ……
ボーッとしていたら、近くの男の子にぶつかって、階段から真っ逆さまに落ちて……死ぬな、これ。と思ったらいつの間にか自分は列車の中だった。
禰豆子さん、という鬼が皆を起こしてくれて、煉獄さんのバックアップのもと、見事下弦の壱を倒したのだ。
炭治郎、という隊士が腹部に傷を負ったが、乗客を含め、誰一人死ななかった。
こいつが来るまでは＿＿＿
猗｢見れば分かる。その闘気、ねりあげられている。至高の領域に近い。｣
『……』
猗｢それとお前、名は何という？初対面じゃないよな？｣
『知らない。お前みたいな知り合いはいない。鬼に名乗る名前なんてない。』
猗｢いや、会ったことあるぞ。ん？いや、これはあの方の記憶か？……は、はは！面白い！まずはお前からだ。お前も、杏寿郎も、鬼にならないなら殺す。｣
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snow - しほにゃん，実弥Loveさん» 読んでくださりありがとうございました！これからも更新頑張ります！！ (2021年5月28日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
しほにゃん，実弥Love - はじめまして。夢主さんを溺愛する実弥最強でーすｩ！更新楽しみにしてますっ。 (2021年4月1日 22時) (レス) id: ac6a18bc22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年1月15日 23時
