痣の出し方 ページ19
またもや上弦が出現したようだ。
しかも二体。肆と伍だそうだ。
出現場所は、鬼殺隊において本部の次に大事な場所と思われる、刀鍛冶の里だ。
死者や負傷者も多数出ており、柱２人と一般隊士３人での闘いだったそうだ。
柱２人というのは、無一郎くんと蜜璃さんのことで、二人とも重症を負いながらも、戦いに大いに貢献したようだ。
一般隊士は、例の竈門くんと禰豆子さん、そしてたぶん実弥さんの弟さんの不死川玄弥隊士だ。
隊内の噂によれば、二人は相当な不仲らしく、実弥さんに関しては、弟不在宣言をしているという。
今日は、柱の二人が少し復活したので、本部にてお話があるということで柱が集合している。
襖が開いたと思ったら、なんと出てきたのは奥様のあまね様だった。
相当、お館様の病状が悪化しているということか。
「すでに御聞き及びとは思いますが、日の光を克服した鬼が現れた以上、鬼舞辻無惨は目の色を変えてそれを狙ってくるでしょう。己も太陽を克服するために。大規模な総力戦が近づいています。」
そう、あの禰豆子さんが太陽が克服したのだ。無惨はきっと興奮しまくっているのだろう。
しかしあんな化け物が昼夜問わず活動してしまったら、この世はきっと終わりだ。
「上弦の肆・伍との戦いで甘露寺様、時透様の御二人に独特な紋様の痣が発現したという報告が上がっております。御二人には痣の発現の条件を御教示願いたく存じます。」
「！！」
＿＿＿痣
鴉によれば、鬼の紋様に似ているらしいが。
今の二人にはそのような紋様は見当たらない。
無一郎くんによれば、痣を発現させるためには、体温を３９度以上、心拍数を２００にする必要があるらしい。
まあ、そんなことが容易くできるわけもなく、柱はできるだけ早く痣を発現させるという急務ができた。
それと一般隊士の質を上げることを効率よく行うため、柱が直接稽古をつける、柱稽古なるものが実施されることになった。
あまね様がご退席され、柱で会議を行うとなったのだが。
義勇さんは柱稽古にあまり乗り気じゃなさそうだ。
みんながピリピリしているところ申し訳ないが、私もほんとは柱ではないので、稽古は避けたい。
それよりも、作戦を練らなければならない。
「あの…私も、柱稽古には参加しないということにしたいのですが…」
「！！」
「それはどうしてですか？」
「…少し、やりたいことがありまして。終わり次第、参加させていただきます。」
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snow - しほにゃん，実弥Loveさん» 読んでくださりありがとうございました！これからも更新頑張ります！！ (2021年5月28日 21時) (
レス) id: 6726eecfde (このIDを非表示/違反報告)
しほにゃん，実弥Love - はじめまして。夢主さんを溺愛する実弥最強でーすｩ！更新楽しみにしてますっ。 (2021年4月1日 22時) (レス) id: ac6a18bc22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aiwo/
作成日時：2021年1月15日 23時
