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グクくんに商品を手渡す様子を後ろから見ていた
テヒョンに質問責めされて
「とりあえずご飯行った時話すから！」
となんとかなだめ、
休憩終わりのジミンのちょっかいを
のらりくらりとかわした。
この2人がくっついたら最強にめんどくさい。
仕事は早くてめちゃくちゃ頼りになるのに、
パッと切り替わったら、ひたすらうるさい…。
単体だと普通なのになぁ。
まぁこれだけうるさいとか言ってても、
2人といるときは気を遣わなくていいし、
一緒に居て楽だから居心地がいい。
テヒョンはジミンにグクくんのことを
黙っていてくれたから有難かった。
ジミンにバレたらなに言われるかわかんないもんね…
6時になって、上がる時間になった。
リオちゃんも出勤してきたので、
引き継ぎをして、ジミンとロッカールームへ入った。
チラッとグクくんを見たら
真剣な顔でタブレットと向き合っていた。
仕事の邪魔しちゃ悪いかなって、
A仕事終わったんだけど、集中してるみたいだから休憩室にいるね。終わったら連絡ちょうだい!
ラインを送っておいた。
JM
『あれ？A帰んないの？』
「あ、うん。ちょっとライン返してから帰る。
ジミン、先帰っていいよ、お疲れ。」
JM
『ん、わかった。お疲れー！』
ジミンが出て行った後、
ブブッと手元のスマホが震えた。
JKお疲れ!もう終わってるから大丈夫だよ。一緒に帰ろ!
ロッカーにエプロンをかけて扉を閉め、
荷物を持って店内に出た。
「お待たせ！」
『全然！集中してるように見えた？』
「あ、うん。なんか真剣な顔してたから
邪魔しちゃ悪いと思ってラインした。」
『そっか。んじゃ、行こっか。』
「うん、ありがとう。」
ふと視線を感じ、
振り返るとキッチンからニヤニヤこちらを見ている
テヒョンとリオちゃん。
グクくんの後ろをついて行きつつ、
グクくんにバレないように2人に手を振り払い、
店を出た。
ジミンが見ているとも気づかずに。
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oniku(プロフ) - かのんさん» かのんさん、はじめまして！コメントありがとうございます(o^^o)癒されると言って頂けて嬉しいです(*´-`)まだまだ続く予定なのでよければお付き合いくださいねー★ (2021年8月31日 6時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - お話読んでて、二人の日常が可愛くて楽しそうでとても癒されます。 (2021年8月30日 23時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年8月26日 19時
