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休憩時間に、グクくんからラインがきた。
食べかけの卵かけご飯と味噌汁の写真。
自分で温めてよそったのかな。
その姿を想像するとニヤけてしまった。
"1人のご飯は寂しいな"
うん…わたしも寂しい。
誰かと一緒に食べることに慣れていないから、
この2日間がとても嬉しくて。
慣れちゃだめだな、って思いつつも
グクくんと一緒に食べたい自分がいる。
わたしも食べかけのパンの写真を送り、
"夜ご飯は一緒に食べようね"
と付け加えた。
JM
『なーにニヤニヤしてんの？』
「してないし！ライン返してただけだし！」
JM
『彼氏？』
「……いま言う？」
JM
『今も後もなくない？』
テヒョンが出勤してきたらしく、
ジミンが休憩に入った。
ジミンはなにかしら、すぐにからかってきて、
ちょっかい出してくるからいつもは話さないけど、
この時は誰かに聞いてほしかった。
「…ちょい聞いてくれる？」
JM
『どしたん。別れた？』
「……なんなのまじで…」
JM
『うそ、まじ…？』
「……浮気してた。」
JM
『は？嘘だろ？』
「いや、ほんと…。
相手を妊娠させたって言われた。」
JM
『まじか…。
仕事が忙しいとかじゃなかったんだ…』
「あー最後にジミンに話したのいつだっけ？
2ヶ月くらい前？」
JM
『んだね。その時はまだ普通だったろ？』
「うん。わたしも仕事忙しいから
帰ってこれないんだって思ってたよ。
あー…一昨日さ、夕方に話あるって言われてさ。
まぁ、期待するじゃん？」
JM
『まぁな〜。お前もいい歳だしな。』
「いい歳は余計。
んで、結局その話ってのが、
"彼女を支えたい、別れてくれ"だったの。
怒りとか悲しみとか通り越して、呆れちゃって。
勢いで家飛び出してさ…。」
JM
『ほほう。ドラマのような展開だな。
んで？彼氏追っかけてきてくれたんだろ？』
「いや、全く。
さすがにそこはドラマ展開じゃなかったわ。」
JM
『え、じゃあAどうしたんよ？
自分から出てって自分から帰ったの？』
「あー…いや、そのまま帰ってない。」
JM
『ん？じゃあ昨日とかどこいたの？ホテル？』
「いや…知り合い、知り合いの人んちにいる！」
JM
『ん〜？なんか怪しい…。』
挙動不審になってしまったわたしに
探りを入れてくるジミン。
「怪しくない！てか休憩上がりだから行くね〜」
とそれ以上なにも言われないように
足早にスタッフルームを後にした。
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oniku(プロフ) - かのんさん» かのんさん、はじめまして！コメントありがとうございます(o^^o)癒されると言って頂けて嬉しいです(*´-`)まだまだ続く予定なのでよければお付き合いくださいねー★ (2021年8月31日 6時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - お話読んでて、二人の日常が可愛くて楽しそうでとても癒されます。 (2021年8月30日 23時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年8月26日 19時
