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『…ーさーん！おねーさん？！』
「え…あ！ごめん、なに？」
『どしたの？心ここに在らずだったよ？』
「あぁ、考え事してた。なに？」
『もうお会計するよ？それ、かして？』
手に持っていた商品をパッと取られて
カゴにバサッと入れてレジへ向かってる。
流れがスムーズすぎて、
呆気にとられてボケっとしてたら
店員さんがもう打ち始めてて
慌てて追いかける。
『年齢確認の為、免許証か何か見せて
頂きたいんですが…』
そう言われた男の子は、
『俺、いつも言われるんすよねー』
と、事前に出していた免許証を店員さんに見せた。
店員さんも、
［すいません〜お兄さん若く見えるから…］
と謝ってた。
何気に目に入った名前。
"チョン・ジョングク"
ん？日本人…じゃない？
ええええ、何人？！いや、何人は失礼か。
いや、日本人じゃなかったの？！
めちゃめちゃ日本語フツーだったけど！
え、ていうか、頭の中ぐるぐるしてたら
会計済ませてるし！
男の子を追いかけてコンビニを出た。
「ごめん！わたし払う！」
『いやいいよ！
俺が誘ったんだから、俺に払わせて！』
「いやいや！泊まらせてもらう側なのに
それはできないよ。いくら？」
『だからいいって！
こういうときは男に払わせるもんなの、
だからいらない。お財布、しまって？』
「いや…それじゃ申し訳ないよ…」
『んーじゃあご飯作ってくんない？』
「へ？」
『明日。あ、ゆってもなんもないわ。
買い物行こーよ！』
「あー…まぁいいよ。…ありがとう。」
『ん。俺もありがと。』
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oniku(プロフ) - かのんさん» かのんさん、はじめまして！コメントありがとうございます(o^^o)癒されると言って頂けて嬉しいです(*´-`)まだまだ続く予定なのでよければお付き合いくださいねー★ (2021年8月31日 6時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - お話読んでて、二人の日常が可愛くて楽しそうでとても癒されます。 (2021年8月30日 23時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年8月26日 19時
