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「ていうか、謝るのはわたしだよ。
思い返すとさ、普通に考えて声かけてくれたのが
グクくんでよかったなって思った。
まぁ、最初はさ？ほんと、怪しいって
めっちゃ疑ったけどね(笑)」
『やっぱり？めっちゃ顔に出てたもん(笑)』
「そりゃね、
その…タトゥーとか眉ピ見たら…」
『あぁ、これか…。
やっぱちょっと怖かった？』
「……うん。あ、でもいまは全然怖くないよ。
なんか、慣れたっていうか。
今日一日一緒にいて、居心地よかったし、
話してるとグクくんの人となりが見えてきて
すごい優しい人なんだなって思ったから。」
『そう…？褒められると照れる(笑)
でも、ありがとう。
Aちゃんは、周りをよく見てるよね。
あと、すごく気も遣える。』
「そう、かな？」
『俺の仕事のこともだけど、
あんまり自分から聞こうとしないでしょ？
俺にとっては、それがすごい有難かったよ。
普通の子は
『仕事なにしてるの？家はどこ？
なんで日本にいるの？親は？』
って、こーゆーのばっかなんだよ。
んー有難いっていうか、新鮮だったな。
最初は興味ないんだろうなって思ったけどね。』
「あーあんまり聞かれたくないんだって思ったの。
初対面の人にグイグイ聞くほどバカじゃないよ。
何も考えてないわけじゃないから、一応。
あ、でもそれはグクくんも同じ。
彼氏と何があったのか、わたしが話し始めるまで
聞いてこなかったじゃん？地味に嬉しかった。」
『あ、そう？そりゃよかった。
俺も一応、気ぃ遣えるよ(笑)
さて、そろそろやるかな…。』
「いまからなんかすんの？」
『うん、ちょっとね。
Aちゃんのお陰でいいのが浮かんできたから。
風呂入りな？
んで、ちゃんと布団入って寝るんだよ？』
「わかったわかった〜！」
『ちゃんと布団使わないと隣で寝るからね！』
「…寝室行きますね、おやすみなさい。」
『いやどんだけやなのよ！(笑)』
ケラケラ2人で笑って、
明日の出る時間を確認してから
グクくんは仕事部屋に向かっていった。
わたしはお風呂に入り、
歯磨きをしてから寝室へ行き、
ベッドへ潜り込んだ。
天井を見ながら、今日一日を振り返った。
この2日間は濃厚すぎた。
まさか…グクくんがわたしを知っていたなんて。
しかも1年前から…。
いつ見られてたんだろう？
変なことしてなかったかな…
自然と瞼が落ち、眠りについた。
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oniku(プロフ) - かのんさん» かのんさん、はじめまして！コメントありがとうございます(o^^o)癒されると言って頂けて嬉しいです(*´-`)まだまだ続く予定なのでよければお付き合いくださいねー★ (2021年8月31日 6時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - お話読んでて、二人の日常が可愛くて楽しそうでとても癒されます。 (2021年8月30日 23時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年8月26日 19時
