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「…青いね。」
『え、あ、うん。
寝る時ってさ、青がいいんだって。』
「そうなの？なんで？」
『なんで…なんでなんだろうね？
俺もよくわかんないや。』
グクくんは首を傾げながらカーテンを閉め、
枕元のランプをパチっとつけた。
『俺、リビングにいるから。
おやすみ。』
「グクくんは寝ないの？」
『んーまぁもうちょっと起きとくかな。
じゃ、ゆっくり休んでね。』
扉がパタンと閉まった。
ベッドしかないこの寝室で、他にやることはない。
綺麗にしてあるベッドに入ると、
柔軟剤でも香水でもない香りがした。
グクくんの匂いかな…
落ち着く匂いだ…
自然と瞼が落ち、眠りについた。
———————————————————
カーテンの隙間から、陽が差している。
いま何時だろう…。
この部屋に時計はなかった。
スマホは…
あ、充電したまま、リビングに置いてたんだった。
リビングに向かうと、
グクくんがソファで寝ていた。
わたしがベッドで寝てしまったから…申し訳ない。
畳んであったブランケットをグクくんに掛けて、
キッチンへ向かう。
せめて、これくらいは…と、
昨日使ったグラスやお皿を洗う。
昨日はグクくんがいたから
ジロジロ見れなかったキッチン。
一応、スポンジと洗剤はある。
でも、本当になにもしないんだろう、
グラス2つにコップ1つ、お皿も数枚、
カトラリーもあまりなかった。
普段はデリバリーなのかな？
栄養的に大丈夫なのかな？
…なんて、お母さんみたいな心配してるわ。
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oniku(プロフ) - かのんさん» かのんさん、はじめまして！コメントありがとうございます(o^^o)癒されると言って頂けて嬉しいです(*´-`)まだまだ続く予定なのでよければお付き合いくださいねー★ (2021年8月31日 6時) (
レス) id: 84890a7b9a (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - お話読んでて、二人の日常が可愛くて楽しそうでとても癒されます。 (2021年8月30日 23時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おにく
| 作成日時：2021年8月26日 19時
