嫉妬 風介sid ページ3
話によると。
Aがピアニストとして例の＜ワールドチャンピオン＞で優勝した後。
最年少天才ピアニストとして、マスコミや多くの報道陣がAに注目した。
その時だそうだ。女性に声を掛けられ、モデルとしてもデビューしたらしい。
天才ピアニストでありながら人気の読者モデル。
このキャッチフレーズは大いに売れるとの事で、AはあっさりＯＫしてしまったらしい。
又、Aは何事に関しても真面目に取り組み、ある程度の結果を出すという長所を持っている。
そのためか、あっという間にAは人気モデルに急成長。
ヒロトと晴矢は開いた口が塞がらないといった顔でAの話を聞いていた。
あ「―――って訳♪ね？結構上手くいってるでしょ？」
でも、自分の事をここまで自慢できる奴を私はA以外に知らない。
得意気なその顔、時々見せる恥ずかしそうな笑顔。
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風介「で、この雑誌の事だが」
あ「え？なぁに？」
唇に微笑を浮かばせて振り向くA。
ヒロトと晴矢はチームメイトから連絡があって出て行った。
そのため、この密室には私とAの２人しかいないのだが･･･。
風介「コイツの名前って分かるか？」
雑誌のグラビアページを指差して尋ねる。
あ「･･･その子ね、すっごい女タラシなの」
Aがほのかに頬を染めて呟く。
さっき見せて貰ったのとは違う雑誌に、Aとその隣に１人長身の中学生男子が写っていた。
またそれがタイミング悪く、＜人気モデルのコラボ撮影！パリのデートスタイル大公開！＞
･････などとふざけたサブタイトルが付いたページだったため、つい聞かずにはいられなかった。
あ「名前は分かんないけど･･･、確か出会う女子全員に声掛けてるって言うし。私そういう人大っ嫌いなの」
風介「････････何もされてないよな？」
Aがぱっと顔を上げて目を逸らす。
･･････絶対何かやられたな。
私はその名前も分からない女タラシに、凄まじい怒りと、なぜか嫉妬を感じた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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みう＠ - 面白かったよ☆更新楽しみにしてるから＾ｐ＾頑張ってne!!! by-リサのりあ友よりｗ (2013年11月18日 17時) (
レス) id: e61673fbdf (このIDを非表示/違反報告)
黒猫のミィ(プロフ) - 初めまして！リサさんの小説ものすごーくおもしろいです！あの・・・よかったら、お友達になってくれませんか？僕も小説を書いているんですが、よかったらみてください！ (2011年6月8日 18時) (レス) id: 6a7575899b (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2011年4月15日 11時) (レス) id: 27cec0aa0b (このIDを非表示/違反報告)
凉野瑠璃 - 早く続き読みたいっ♪楽しみにまってるよお〜☆ (2011年3月22日 21時) (レス) id: 2e60b0ce4c (このIDを非表示/違反報告)
momo - うわああああ！！ヤバい！リサさんサイコーだって☆ (2011年2月7日 20時) (レス) id: 6f60d6d64f (このIDを非表示/違反報告)
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