多才すぎ･･･ 風介sid ページ2
タクシーに乗って家への道を辿る。
Aが嬉しそうに細い腕をドアノブに伸ばす。
あ［たっだいまぁ〜！」
満面の笑顔で家に入っていくA。
奥の方から、気持ち悪いぐらいの笑みを浮かべたヒロトと晴矢が出て来る。
･･･おかしいな。Aの満面の笑顔なら可愛いと思うんだけど。
ヒロトと晴矢だと、物凄く気持ち悪い。
ヒロト「お帰り〜！」
晴矢「よっ！！」
早速Aに抱きつこうとするヒロト。
あ「帰宅そうそう変態行為をするなっ！」
･････････成長と共に威力がパワーアップしたAの回し蹴り。
相変わらずサッカーに使えそうなノーマルシュートだ。
あ「そうだ、あのね！お兄ちゃん達に見せたいものがあるのっ！」
更に笑みを深くして言うA。
ヒロトか晴矢なら顔が原型をとどめないくらいに殴りたくなるが。
Aなら、更に綺麗になるから良しとしよう。
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５年ぶりに開かれるAの部屋のドア。
女子ならでは、と言うのも変だが、ふんわりとした甘い香りが満ちている。
あ「わぁ〜･･･、何か懐かしい〜♪」
そりゃそうだろうな。５年ぶりに入るんだから。
晴矢「で、見せたいものって何だ？」
興味津々の顔でAを見る晴矢。
あ「キモい！言っとくけどお金とかそういう系のものじゃないからね！」
あっという間に興味を無くす晴矢。･･･コイツ、金を求めてたのか？
ヒロト「じゃ、何？」
あ「ふふっ、これっ♪」
風介「････････何だこれ？」
私達３人はAが取り出した薄い本のような物をまじまじと見つめる。
あ「えへへっ、フランスの人気雑誌☆＜ティーンベリー＞って言うブランドの特集号なんだ♪」
････････表紙に載ってる中学生くらいの女子２人。Aまでは及ばないが結構整った顔立ちをしている。
ヒロト「Aちゃん･･･、これ･･･どうしたの？」
あ「３４ページ見てみて♪」
晴矢がページを捲る。するとそこには･･･
風介「これっ・・・！」
あ「私、載ってるでしょ？」
得意そうな顔で他にも雑誌を５，６冊取り出すA。
晴矢「お前･･･、読者モデルなんてやってたのか！？」
遂に晴矢が叫ぶ。
ヒロト「･･･Aちゃん･･･。多才すぎ･･･」
ヒロトの脱力したような呟き声だった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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みう＠ - 面白かったよ☆更新楽しみにしてるから＾ｐ＾頑張ってne!!! by-リサのりあ友よりｗ (2013年11月18日 17時) (
レス) id: e61673fbdf (このIDを非表示/違反報告)
黒猫のミィ(プロフ) - 初めまして！リサさんの小説ものすごーくおもしろいです！あの・・・よかったら、お友達になってくれませんか？僕も小説を書いているんですが、よかったらみてください！ (2011年6月8日 18時) (レス) id: 6a7575899b (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2011年4月15日 11時) (レス) id: 27cec0aa0b (このIDを非表示/違反報告)
凉野瑠璃 - 早く続き読みたいっ♪楽しみにまってるよお〜☆ (2011年3月22日 21時) (レス) id: 2e60b0ce4c (このIDを非表示/違反報告)
momo - うわああああ！！ヤバい！リサさんサイコーだって☆ (2011年2月7日 20時) (レス) id: 6f60d6d64f (このIDを非表示/違反報告)
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