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最悪の再会 ページ8

〜次の日〜

教室につくと、亜樹の前の席に座っている少女が「おはよう」と二人にあいさつをした。


亜樹「おはよう、望月さん。」


亜樹は親しげに返事をするが、彩音は首をかしげていた。

転校初日からずっと彩音は亜樹としか話していなかったのでクラス半分の人の名前も覚えてない。

美波「自己紹介が遅れちゃったね。望月美波(もちづきみなみ)です。よろしくね。」
にこっと愛らしい笑みを浮かべる美波に対し、彩音はすぐに笑顔で返した。


彩音「こちらこそ。改めてよろしくね。」

そしてドアが開いて先生と一人の少年が入ってきた。

黒板のほうに視線を向けると生徒のあいだにどよめきが広がる。

『あれ誰!?』
『超かっこいい〜!!』

そこで先生が「静かに!」と注意する。
先生「今日から皆と一緒にこの教室で勉強する『くにがみきどう』くんだ。」

黒板には次々と漢字とカタカナを組み合わせた文字が書かれていく。
周りの女子はうっとりした視線をキドウに向けて男子は睨んでいる。
亜樹は絶望したような表情をし、彩音は死にそうな顔をしていた。

先生「国上の席は望月の隣な。ということで国上、一言。」

キドウ「国上キドウです。よろしく。」


キドウは短い紹介を終えるとクラスメイトの顔を眺めまわした。


その視線が彩音にとまり、少しニヤッとする。


スタスタと歩いて席につき、美波は早速気配りをみせる。

美波「私、望月美波。よろしくね。後ろは彩音ちゃんと亜樹くん。国上くん、教科書とかまだ持ってないでしょ?見せてあげるね。」

キドウは頷くと、チラリと亜樹と彩音を見た。

――――放課後――――

亜樹「ありえなくない?なんで国上がまた転校してきたのかな。」

チャーリー「まあ、あいつは彩音のこと狙ってるしな。」

現在、図書室にある和室で亜樹と彩音、座敷童子が険しい顔をして向かい合って座っていた。
彩音「はぁ…。そういえば私思ったけど…美波ちゃんってキドウのこと絶対好きだよね。」

亜樹「だよね!?あの後質問しまくってたし、校舎案内も「私にやらせて」って言ってたし国上と会話してる時のピンクオーラが半端ないし、嬉しそうだし。」

美波はキドウに好意を抱いたらしく、休み時間などキドウと話していた。
しかし、亜樹と彩音は話しかけられなくてよかったとホッとしてた。

―望月美波の設定―
茶色のミドルロングのふわふわした髪と黒い瞳。
彩音よりは全然可愛くないが可愛い系の少女。
キドウが好き。
明るいけど…?

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月夜篦 - おわ!竜美さんも、花香澄さんも、大物さんばっか!…いやぁ、凄いですね!!…占ツクで、コメント入れまくってる、月夜篦と申します!たまに違う名前ですがw 私は河伯派です!`∀´/ (2016年7月10日 23時) (レス) id: 7d7d1df2a7 (このIDを非表示/違反報告)
亜嘉 - 花香澄さん» キドウマジイケメンです!小説でたくさん活躍してほしかったなぁ…。次の話でキドウを出したいと思います! (2014年11月13日 12時) (レス) id: 89a4f0740f (このIDを非表示/違反報告)
花香澄 - キドウかっこいいですね!土蜘蛛さんと同じく、本編でもっと出番がほしかった! (2014年11月12日 22時) (レス) id: 01cf6fe611 (このIDを非表示/違反報告)
亜嘉 - 竜美さん» 竜美さんコメントありがとうございます!あやかしの鏡のファンとして小説を書く人が増えてるのは正直とっても嬉しいです! (2014年11月2日 11時) (レス) id: 89a4f0740f (このIDを非表示/違反報告)
竜美 - 私は土蜘蛛派ですが、キドウも格好いいですよね。最近あやかしの鏡の小説を書いてくれる人達が増えて嬉しいです。 (2014年11月2日 10時) (レス) id: 868c7a2fc8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:亜嘉 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2014年11月1日 21時

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