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「あー涼しい!!
やっぱ夏になる前にクーラーつけて正解やったな。」


また
ガラッと教室の後ろ側の戸が引かれて
現れたのは

朝から声の大きい村上くんと…







「おかえり、亮。」




「…ん。」



亮は少し恥ずかしそうに

村上くんの後ろから顔を出した。



「りょーちゃん!
今日から夏休みなんやで!!知ってた??
いい時に出てきたな!」


「大倉!刑務所入っとったみたいに言うなや!」




今来た2人もボランティア部メンバー。


3年の村上くんは、
部費や何やをうまーくやり繰りして

ちょっとずつこの部室を
快適な空間にしていっている、

経理担当みたいな感じやな。

あとはみんなのおかん。笑



亮は僕とおんなじ1年生。

家もお隣さんな僕らは、
いわゆる幼なじみってやつで。



亮は持病をもってる関係で
たまに入院したりすることもある。

けど元気な時にはこうやって部室にも顔を出す。


久々に部室に来るときは、
いつもあんな風に
ちょっと恥ずかしそうに入ってくんねん。


そんな亮が可愛いなって思ってるんは
本人には内緒やで。笑



「すばるくんが持ってきてくれた曲、
めっちゃ練習したから。もう完璧やで。」


「もう!ちゃんと寝んと
ギターばっかりさわっとるから
入院長引くねんで!!」


「はいはい、ごめんて。」


結構本気で心配しとるんに、
本人はへらっと笑って受け流す。




ほんまに、
そんなやから村上くんのオカン度が
年々増して行くねん!

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作者名:おにぎり | 作成日時:2018年9月18日 23時

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