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竈門さんも私と同じように我妻さんを落ち着かせようとして一言放った後、突然「駄目だ!!」と我妻さんの背後に叫んだ。

我妻さんの様子に気を取られていて気付かなかったが、外にいた筈の二人が中へ入ってきている。なんて危ない事を。




「お、おにいちゃん。あの箱カリカリ音がして……」


「だっ…!!だからって置いてこられたら切ないぞ。あれは俺の命より大切なものなのに……」




そう言って竈門さんがわたわたとしていると、家の骨組みがギィと大きく、危うげな音を鳴らした。

それに驚いた我妻さんが自身のお尻で竈門さんと女の子を押し、別の部屋に押し込む。「あっごめん」と謝る姿がとても乙女らしい。


思わず苦笑いをしながら、別の部屋に行ってしまった竈門さん達に手を差し伸べようとした時、ポン、と鼓が聞こえ__景色が変わった。




『……竈門さん達が、居ない?』




私の周囲に感じる気配は、我妻さんと男の子だけ。
先程まで土を踏みしめていた私達が、今度は畳の上に居るのを見ると、移動させられたと考えて間違いないだろう。

たまたまとは言え竈門さん達と離れてしまったのは、戦力的にお互いが厳しそうだ。




「死ぬ死ぬ死ぬ死んでしまうぞこれは死ぬ!!炭治郎と離れちゃった」


「てる子!!てる子!!」


「だめだめだめ大声出したらだめ!ちょっと出よう外に」


「なんで外に?自分だけ助かろうとしてるんですか?死ぬとかそういうことずっと言っていて恥ずかしくないですかあなたの腰の刀は一体何のためにあるんですか?」


『あのお二人共、言いたいことは分からなくもないですが少しだけ冷静になりましょうか。』

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そあ Free sky - 私は現実で愛されていないからですかね?愛されている夢主を見て泣いてしまいました。頑張ってください! (2019年10月6日 21時) (レス) id: 4b25111a5e (このIDを非表示/違反報告)
名無しの刃 - 富岡…?恐らく冨岡では…?偉そうにすみません… (2019年10月3日 23時) (レス) id: 7c2b7aa7df (このIDを非表示/違反報告)
まっち - 続編おめでとうございます!本当に面白いと思いました。これからも頑張ってください!応援してます。 (2019年9月22日 22時) (レス) id: d74e1015ce (このIDを非表示/違反報告)
銀炉(プロフ) - 初コメ失礼します、続編おめでとうございます!7話がなくて話が抜けてますよ!更新楽しみに待ってます! (2019年9月22日 13時) (レス) id: c268784eb7 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新頑張ってください! (2019年9月21日 23時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:-naki- | 作成日時:2019年9月21日 23時

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