第3話：5年前の話 ページ6
ユーリ (10)
ヴィクトル (22)
A (15)
↓過去編↓
────────────────────────
ユーリside
ある日突然、ヴィクトルが女を連れて練習にやってきた。
男共は鼻の下を伸ばし
女はキャーキャー喚く。
つまりはヴィクトルが美人な女を(彼女)連れてきた。
誰もがそう思った。
VC｢ヤコフ、ちょっといいかい｣
ヴィクトルはヤコフにその女を紹介してるようだ。
YR｢……ッチ、なんだよ。練習に女なんか連れてきやがって｣
周りがまだざわついてる中、俺は再び練習を再開させた。
そんな暇があるなら練習しろよ
そう心の中で呟きながら。
.
『ねぇ、綺麗な滑りだね！』
YR｢…………｣
あまりにも目をキラキラと輝かせて言うもんだからどう反応していいか分からなかった俺。
『ねぇ聞いてる？』
YR｢…………何の用？｣
『へ？』
今までもそうだった。
俺に話しかけてくるやつのほとんどが
YR｢俺に媚売って何が目的？｣
『……え？いや、そんなつもりは』
VC｢こらユーリ、Aはそんなつもりじゃないよ。
ただ純粋に君の滑りを褒めたんだ。
そこは素直に、お礼を言うべきじゃないのか？｣
YR｢……ッチ｣
.
分かってた。
こいつが本心で俺の滑りを褒めてくれた事。
俺に媚び売ってくる奴と違って
真っ直ぐな目をしていたから……
なんとなく
あ…コイツ、普通に俺を褒めてくれてる
俺の滑りをちゃんと見てくれてる
って思ったんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 636人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
沙羅双樹 - 気にしたらいかんよ (2021年8月4日 0時) (
レス) id: 7db30957d2 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ。 - 面白くな。後長すぎで読むき無くなる (2019年2月24日 4時) (レス) id: 781d2aa3dc (このIDを非表示/違反報告)
アルパカ(プロフ) - 誕生日も身長も同じとは...笑おもしろいです！更新頑張ってください！ (2017年1月25日 0時) (レス) id: f9a6d2f1b1 (このIDを非表示/違反報告)
ひめの(プロフ) - 深紅さん» そう言ってもらえると嬉しい限りです(TT) (2016年12月6日 21時) (レス) id: f87f1eb79b (このIDを非表示/違反報告)
ひめの(プロフ) - 惡魔二郎さん» ありがとうございます!!!! (2016年12月6日 21時) (レス) id: f87f1eb79b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひめの | 作成日時：2016年10月23日 18時
