5歳差なんて関係ねぇ!!【ユーリ!!! on ICE】 (ページ27)

今日:4 hit、昨日:16 hit、合計:590,760 hit

第15話：ユーリは私の… ページ27

貴方side

日本につきインスタの情報を元にユーリと兄さんの居場所へと向かう。

『ロシア程ではないけどここもなかなか寒いな』

私の父は日本とロシアのハーフだけど
20年間ロシアで育った私にとって日本は初めて。

そしてここで発動しちゃう必殺技、方向音痴。

『……うん、迷った』

ここら辺ホテルとかも無さそうだし
もしかしたら野宿とかに…

『なったりしないよね…ハハ』

右膝に手を置き溜息をこぼす。
そして再び不安と焦りを抱えながら1歩1歩足を進めた。

｢まさかはせつでこんな面子が見れるなんて｣
｢いっぱいお客くるねぇ!｣
｢ユーリ復活!!めでたーいっ!!｣

『えっ、ユーリ？』

ふと聞こえてきたその名前に反応する。

声のした方を見るとﾞ温泉on ICE はせつエキシビション!!ﾞと書かれたいくつものポスター。

その中にはユーリと兄さん、それに日本代表選手の勝生勇利の姿。

……何やってんの兄さん達。

『あの、すみません』

小さな子供3人とスラッとした長身の女の人に声をかける。
もしかしたらユーリ達の居場所を知ってるかもしれない。
これを逃したらもうチャンスはない。

ミナコ｢ん？どうしました？
……あれ、どっかで見たことあるような｣

ｽｹｵﾀ3姉妹｢｢｢……はっ！？伝説の妖精A・ナフカ!?!?｣｣｣

『え？』

空挧流｢世界大会には出場してないもののスケオタなら誰でも知ってる幻のスケーター!!｣

流譜｢美しいルックスに美しい滑り…氷の上を滑りゆく姿はまるで天使!!妖精!!｣

流麗｢突如姿を消したと思えば持ち前のルックスを活かしモデル業を行っていた!!｣

ｽｹｵﾀ3姉妹｢｢｢A・ナフカ!!!!!!｣｣｣

……もしかして私、やばい人達に声変えてしまった？

ミナコ｢あー!たまに雑誌で見かけるわ!!｣

流麗｢どうしてココに!!
もしかしてWユーリの試合を見に!?｣

『!!ユーリの!ユーリの居場所を知ってるの!?』

空挧流｢知ってるも何もこの試合はわしらが指揮らせてもらってますぜ!｣

流譜｢A・ナフカはロシアのユーリとどういう関係で!?｣

『え？どういう関係でって……ユーリは私の』

ｽｹｵﾀ3姉妹｢｢｢(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))｣｣｣

『……子猫ちゃん？』

.

.

待って私出会って間もない子供達に何言ってんだろ。