私は鬼柱【鬼滅の刃】

鬼が三十二体 ページ39

「綺麗…」



無意識に発していた言葉



伊「……そうか」



「あの、ありがとうございます！」



伊「いつも着けてろ」



「え？わかりました!」



伊黒さんは、瞬きした後にはもういなかった



はっや



髪飾りを一度、外して見てみると



赤い花の髪飾りだった



どうして伊黒さんがくれたか謎だったが、とにかく嬉しかった



鬼になっても乙女心？というものは擽られる



どうして赤を選んだかは



私の髪色と同じだから



私は髪飾りをまた、着けて歩き出した



そして、折角なので最新の甘味処へ向かった



場所は匂いを辿った



「あれ…？この匂いって…」



行列に実弥さんが並んでいた



「ｯ?!?!」



意外だった、うん…意外だった。



もしかして甘党?



「実弥さん！偶然です、こんにちは」



実「鬼柱のAかァ……」



見た目が怖いのか、周りのお客さん達がヒソヒソ話していた



「何を買いに来たんですか？」



確か、お萩好きなんだっけ？違ったけ…

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